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西武、守護神アブレイユが来日初勝利「ファンの皆さまと分かち合いたい」 ピンチで郡司裕也のバットへし折る

 ◆西武3×―1日本ハム(1日、ベルーナドーム)

 西武のアブレイユ投手(28)が来日初勝利を挙げた。

 8回1失点と好投した松本に代わり、同点の9回に登板。2死から田宮に右中間を破る三塁打を打たれたが、7回に同点弾を放った郡司に内角をえぐる155キロのツーシームを投じてバットを折り、遊飛に打ち取った。その裏に若林のサヨナラ2ランで白星が転がりこみ、チームの連敗が4でストップ。「私の一番良い投球は右打者の内角を突くこと。いい投球をして勝利に貢献できたことが本当にうれしい。この初勝利をファンの皆さまと分かち合いたい」とお立ち台で喜びを口にした。

 昨季米大リーグ・ヤンキースでプレーしたドミニカ共和国出身の28歳は、開幕から抑えとして登板。6セーブをマークした一方、4月29日のソフトバンク戦では柳田に逆転サヨナラ3ランを浴びて2敗目を喫した。中1日で再び緊迫した場面を任され、面目躍如の投球を披露。「自分は厳しい場面で出てくることが多いと思うが、ちゃんと抑えられるように頑張っていきたい」とファンに誓った。

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末継 智章

末継 智章

記者

1978年生まれ。福岡市出身。 2002年秋入社。初任地の鳥栖支局でサガン鳥栖の経営問題に直面し、運動部を志望する。 2008年北京五輪や2021年東京五輪、2018年サッカーW杯ロシア大会を担当。2020年から東京支社で、五輪競技や西武を中心にどこでも出没。 自称社内一の巨漢で柔道やラグビーをしていたのか聞かれがちですが、小、中、高とバスケ一筋でした。

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