四季おりおり多様な彩り…日本の花は世界一美しい
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フラワーアーティストのニコライ・バーグマンです。
日本各地で紅葉が見られる時期となってきました。日本にはハッキリとした四季があり、季節ごとに異なる花や、四季によって変化する様子を楽しむことができます。
日本に来て、日本人の花に対する想いは特別だなと感じます。桜が満開になれば、みんなが桜を眺めたり、写真に撮ったり、桜の木の下で花見をしたり。それは特別な文化です。
デンマーク人も花は好きで、毎週末、花を買って家に飾るのが習慣になっている人も多いです。しかし、特定の花をみんなが眺めたりすることはありません。
日本には四季があるだけではなく、南北に長い地形で、さらに山があります。そのため、温暖な気候で育つ花もあれば、寒い地域で咲く花もあります。そして、高低差があることで、同じ植物であっても、時期をずらしていろんな地域から手に入れることもできます。
このような国の形や気候から実に多種多様な花を楽しむことができるのは、日本の魅力のひとつです。
そして、私は日本の花は世界一美しいと思っています。
世界的に見ると、オランダやコロンビア、ケニアなど、花の産地としては有名な国がたくさんあります。ただ、それらの国で作られる花は、オートメーションを取り入れた大量生産で、花の色や形が均一です。一方で、日本では大小さまざまな生産者が独自に花を育て、同じ品種であっても、花の色のグラデーションや表情がとても豊かです。
美しく、魅力的な花がたくさんあること。それは、私がフラワーアーティストとして、長年日本を拠点に活動している理由のひとつです。季節の美しい花々を見ていると、作品作りのインスピレーションがどんどん湧いてきます。
みなさんもぜひ、日本の美しい花を季節とともに楽しんでみてください。（フラワーアーティスト ニコライ・バーグマン）
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〈Information〉
カシス、パインフォレスト、バーガンディーの３色に、
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