次期衆院選島根1区 公募はしない方針と細田会長 「みんなで盛り上がれるよう、何回も会議をして選びたい」 自民党島根県連

細田重雄氏

 自民党島根県連の細田重雄会長が20日、次期衆院選島根1区の候補者を公募しない考えを示した。個人的な意見とした上で「みんなで盛り上がれるよう、何回も会議をして選びたい」と述べた。

 4月28日投開票の島根1区補選で自民は、県連の公募を経て選んだ錦織功政氏(55)が立憲民主党の亀井亜紀子氏(59)に約2万5千票差で敗北。県連は今後、補選を総括した上で次期衆院選の候補者選定を本格的に進める方針にしている。

 20日に松江市内であった党所属県議らでつくる常任総務会の終了後に取材に応じた細田会長は、形式的な公募ではなく、議論を積み重ねて候補を選ぶ重要性を強調。一方で「選考方法を決めるのは県連の選考委員会だ」とも述べた。

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