ファジ2発、5戦ぶり勝利 ホームで甲府を零封

前半11分、先制点を決めて喜ぶファジアーノ岡山の岩渕弘人(左から2人目)=シティライトスタジアム

 明治安田J2第16節最終日(19日・シティライトスタジアムほか=3試合)前節6位のファジアーノ岡山はホームで同8位の甲府を2―0で下し、5戦ぶりの勝利を手にした。勝ち点27(7勝6分け3敗)で、順位に変動はなかった。

 仙台は栃木に2―1で逆転勝ちし、4連勝で勝ち点29として3位をキープした。山口は藤枝に2―1で競り勝って同27。

岡山2―0甲府

前半1―0

後半1―0

 【評】決定機を逃さなかったファジアーノ岡山が1カ月ぶりの白星を挙げた。前半11分、相手GKのパスミスから岩渕がネットを揺らし先制。後半37分はゴール前で受けたルカオが右足で追加点を奪った。守備は5バック気味に守る陣形が機能し、2戦連続の無失点。GKブローダーセンは再三のピンチを阻止し、柳育らDF陣も外国人FWに粘り強く対応した。

 甲府はボールを握りながら逸機が目立ち、凡ミスも多かった。

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