競技未経験の小学生向けのホッケー体験会(リーベ栃木主催)が18日、栃木県日光市の今市青少年スポーツセンター人工芝競技場で開かれ、参加した約30人がスティックを握ってピッチを駆け回った。
本県のホッケーは「お家芸」とも呼ばれ、少年世代から男女ともに全国大会で実績を残してきた競技。しかし近年は競技人口の減少が著しく、リーベでアカデミーコーチを務める同市出身の大嶋雄飛(おおしまゆうひ)さん(30)らが「競技を知るきっかけに」と初めて企画した。
子どもたちはこの日シュートの打ち方などを教わりながらミニゲームを体験。大沢小5年小野将惺(おのしょうせい)さん(10)と3年綸心(りん)さん(8)のきょうだいは「シュートは難しかったけどいい試合ができた」と声を弾ませていた。
大嶋さんも「生き生きとプレーする子どもたちに僕たちも刺激をもらった。少しでも魅力が伝わっていればうれしい」と話した。