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「バスタオル、何日に1回洗ってる?」バスタオル、洗濯頻度の正解を専門家に聞いたら…

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バスケット、タオル
humonia/gettyimages

洗濯物の中でもかさばるのがタオル。「たまひよ」アプリユーザーから寄せられたタオル洗濯の悩みについて、家事研究家の高橋ゆきさんに聞きました。

タオルの洗濯で困っていることとは…

まず、みんなのお悩みをご紹介します。

■汚れが落ちているのか…
「効率よく乾かしたいのですが、その方法がわからないです。しかもキレイに洗えているかが不安…」(シナボン)

■入れすぎなの?!
「タオル類だけでドラム式洗濯機で洗濯&乾燥モードで洗っています。ほとんどの確率で洗濯物が寄ってエラーになり脱水途中で止まってしまいます。絡まらないスポンジのようなグッズを使ったことはありますが、乾燥に適応できずポロポロ崩れてきてしまい使えません。何かいい対策はありますか?」(ジェイ)

■部屋干しのニオイ
「大きいタオルは乾きにくくて、部屋干しのニオイが出てしまうので困っています」(A)

■タオルの洗濯の頻度
「バスタオルは、必ず毎日洗濯するようにしていて、家族にも洗濯済のものを使ってもらっていますが、バスタオルは毎日洗濯したほうがいいのか、しなくてもいいのかが知りたい」(ぽむぽむぷりん)

■なぜ、洗濯しているのに黄ばむ?
「毎日洗濯しているのにバスタオルが黄ばむし、汚れが落ちにくいです」(にのじ)

■バスタオルを撲滅したい!
「バスタオルを撲滅したい。一度使ってすぐに洗濯に出す夫にイライラする。物干し竿へのかけ方も悩みます。それだけで場所を取られてしまうのをどうにかしたいです」(コポー)

■臭いを落としたい!
「臭い落としのために、洗濯機に入れる前にタオルの予洗い的なものはした方がいいのでしょうか?」(すてこ)

気になるタオル洗濯のQ&A

みなさんお悩みのバスタオルの黄ばみ、臭いを解決する方法や干し方について、高橋ゆきさんに聞いてみました。

Q:バスタオルを清潔に保つには、どれくらいの頻度で洗濯するといいのでしょうか。

A:毎日がベターですが、少なくとも2日1回を目安に。
使用後のタオルは、皮脂や汚れなど雑菌が繁殖しやすい状態です。バスタオルの洗濯は可能なら毎日がベターですが、少なくとも2日に1回は洗っていただきたいですね。

Q:バスタオルの汚れをよく落とすための洗濯ポイントは?

A:適正な量で、ひどい汚れものと一緒に洗わないことがポイント。
除菌・抗菌・防臭効果のある洗剤を活用し、洗濯する時は、洗い残しやすすぎ残しを防ぐために、洗濯量と洗剤量も適量を心がけてください。バスタオルなどかさばる洗濯物をぎゅうぎゅうに詰め込みすぎないように洗濯槽に余裕を持たせることは、効果的に汚れを落とすためにはとても大事です。ニオイや汚れがつくことがあるので、可能な限りひどい汚れものと分けて洗うようにしましょう。

Q:バスタオルなどの大物を洗って、乾燥をしていると途中で止まってしまうことも。どうすればふんわりキレイに仕上がるの?

A:一旦バスタオルを取り出して、シワを伸ばして乾燥するとふんわりの仕上がりに。
バスタオルは乾燥機を使うと、短時間で効率的に乾きますね。けれども洗濯した直後は、洗濯槽の中で洗濯物がぎゅっと固まっている状態なので、そのまま乾燥すると途中で止まってしまう原因になります。一旦バスタオルを取り出して、パンパンと振ってシワをのばしてから洗濯槽に入れなおして乾燥しましょう。ひと手間かけるだけで、バスタオルが槽内で泳ぎやすく、ふんわりキレイに仕上がります。

Q:毎日、洗濯しているのにバスタオルが黄ばんできて、汚れが落ちているのか不安。どうすれはいいの?

A:詰め込みすぎと、洗濯物の長時間放置に気をつけて。
洗濯物の詰め込みすぎ、汚れを長時間放置、汚れたものと一緒に洗うといったことが、汚れを落ちにくくしたり、ニオイや黄ばみが残ったりする原因になります。忙しいご家庭はまとめ洗いが多いと思いますが、一度に洗う洗濯物の量を適量に保つことで、汚れが落ちやすくなります。

Q:バスタオルは部屋干しすると、乾きにくく生乾きなどのニオイが気になります。部屋干しのポイントはあるのでしょうか。

A:洗濯物は濡れたままや、床に置きっぱなしにして雑菌を増やさないことが大事。
まず洗濯前の工夫としては、濡れた状態で長く放置しないこと。すぐに洗濯しない場合でも、床に置きっぱなしや濡れたままにしないようにして、雑菌の繁殖を防ぎましょう。
乾燥させる時は、乾燥機を使うか、天日干しがオススメです。室内に干す場合は、タオルをしっかりと振って、空気を含ませ、重ならないように間隔をあけて干します。さらにサーキュレーターなどを使って、空気の流れをつくるといいのではないでしょうか。
また、洗濯物のニオイが気になる時は、洗濯槽の汚れなどが原因でカビや雑菌が繁殖していることも。月に1度程度、洗濯槽の洗浄するのがオススメです。

タオルの気になる黄ばみやニオイの原因には適量でないことが関係しているのですね。時間と電気代の節約のため1度にたくさんの洗濯物を詰め込みがちですが、適量は大事ですね。
(取材・構成/メディア・ビュー 酒井範子)

高橋ゆきさん

PROFILE)株式会社ベアーズの取締役副社長。家事代行サービス業界の成長と発展を目指す一般社団法人全国家事代行サービス協会の会長を務める。家事研究家、日本の暮らし方研究家としても、テレビ・雑誌などで幅広く活躍中。2015年 には世界初の家事大学設立、学長として新たな挑戦を開始。2016年のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、2020年の読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「極主夫道」でも家事監修を担当した。著書に『ズボラさんでも暮らしが整う楽ラク家事』などがある。1男1女の母。

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

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