タレントの関根勤(70)が23日、自身のユーチューブチャンネルを更新。自身が中森明菜のファーストコンサートの司会を務めた際のエピソードを告白した。

 動画ではものまねタレントの神奈月(58)を迎えて、怖かった芸能人や現場についてトークを展開。大御所芸人が集まるパーティーでのものまね披露が怖かったと語る神奈月は、同様にアウェー感を感じた現場はないかと関根に質問した。

 これに対し関根は「僕はね、中森明菜さんのファーストコンサートの司会したんですよ。中野サンプラザで」と告白。「『今日良いドレス着てますね』(に対して)『うるせえスケベ!』とかさ、とにかく(親衛隊が)ガンガン来るわけ」と、観客に反感を持たれたまま進行しなければならなかった当時の状況を振り返った。

デビュー当時の中森明菜(1982年)
デビュー当時の中森明菜(1982年)

 その上で「明菜ちゃんが着替えるためにやっぱり10分(1人で)やんなきゃいけない」と場を持たせる必要があったことも説明。その結果「明菜ちゃんと噂になってしまったら嫌だろうなと皆が思う、男性アイドルの悪口をずっと言ってた」と当時のトップスターの悪口で乗り切っていたことを明かした。

 関根は「拍手だよ皆。『おお! そうだ!』って。トップアイドルを全部(悪く言って)。別にそんな思っていないけど、この場で逃げたいから…」と苦肉の策でファンに受け入れられてもらったことを説明。ゲストの神奈月も「うまい作戦ですね」と驚きの表情を見せていた。