多国籍6人組ガールズグループ「LE SSERAFIM」(ル セラフィム)は20日、メンバーのKIM GARAM(キム・ガラム=16)との専属契約を解除することを発表した。今後は5人で活動する。

 同グループは、BTSなどのグローバルアーティストを多数輩出しているレーベルを傘下に置く韓国の大手芸能事務所「HYBE」と傘下レーベル・SOURCE MUCICが手掛け、SAKURA(サクラ)として元HKT48の宮脇咲良が所属している。

 HYBEは「LE SSERAFIMの今後の活動計画に関するご案内」と発表。「当社は、KIM GARAMとの専属契約の解除を決定いたしました」とし、「KIM GARAM関連の論争により、ファンの皆さん並びに多くの方々にご迷惑をおかけいたしましたこと、心から深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 ガラムを巡っては、デビュー前から中学時代のイジメにまつわる疑惑でバッシングにさらされ、HYBEは5月20日に傷ついた心を治癒するために活動を休止することを発表。以後、5人で活動していた。

 なお、今後については「LE SSERAFIMは5人体制で活動を続ける予定」と報告。「当社は、LE SSERAFIMがアーティストとして持続的に成長する姿をお見せできるように、最善を尽くしてサポートしてまいります」と記した。

 同グループは、5月2日にリリースしたミニアルバム『FEARLESS』でデビュー。韓国のハントチャートによると、発売1週間で合計30万7450枚を売り上げ、歴代ガールズグループデビューアルバム初動(発売日基準1週間のアルバム販売量)の新記録を達成。歴代ガールズグループの中で、初めてデビューアルバム発売初週に30万枚以上の記録を達成していた。