中日・根尾昂投手(23)が11日、東海ラジオの「Live Dragons!」に生出演。「(今季は)苦しい期間の方が長かった。それでも来シーズンへのきっかけをつかんだ。そこをしっかりものにして、来シーズンこそはと思っています」とシーズンを振り返った。

 さらに「個人としてはチームに1番貢献できるのは、僕が投げて勝つことだと思っているので、まず1勝。そこから積み重ねていくことが目標です。チームとしては最下位が続いているので、何とか順位を一つずつ上げていってAクラス、優勝が取れるように頑張ります」と2024年の巻き返しを誓った。

 ラジオ出演の後、報道陣に対応した根尾だが、やはり気になるのは大阪桐蔭の先輩・中田翔内野手(34)の中日入りだ。入団が決まってからまだ直接会ってはいないが、電話で連絡を取り「お願いします」とあいさつした。中田からも「よろしく」と返ってきたという。

「本当にうちとの試合でもいいところで(打っていた)というイメージがある。守っていてホームランを打たれて逆転されたのも覚えてますし、味方になってこれ以上、心強い人はいないと思います」と大先輩の中日入りを歓迎していた。