レッドソックス・吉田正尚外野手(30)が27日(日本時間28日)のカブス戦(フェンウェイパーク)に「6番・DH」で6試合ぶりにスタメン出場し、5打数4安打、1打点3得点と大暴れ。打率を2割3分6厘から2割6分9厘に跳ね上げた。

 2回の第1打席ではフェンウェイパーク名物の左翼フェンス「グリーンモンスター」直撃の安打を放ち、4回にも右前打、第3打席は三ゴロに倒れたが、7回も二塁強襲の安打、さらに11点リードの8回二死一、二塁では、DHからマウンドに上がったマービスから左中間に適時二塁打を放ち、自身2度目の4安打の固め打ちとなった。チームもオニールの9号など21安打、17得点の爆発で大勝した。

 20日(同21日)のパイレーツ戦で2号2ラン放った翌日から5試合でスタメンを外れるなど苦しい状況が続いた吉田だが、これで波に乗っていきたいところだ。