サッカー青森山田高、プレミア3連敗 鹿島ユースに0-3 サイド起点の攻撃に苦しむ

 サッカー高校世代日本一を争う高円宮杯U-18プレミアリーグは11日、第6節3試合を行った。東地区5位の青森山田は敵地で10位鹿島ユースと対戦し、0-3で敗れた。3連敗となり、通算成績は2勝1分け3敗。順位は暫定8位に下がった。

 青森山田はサイドを起点にした鹿島ユースの厚みのある攻撃に苦しんだ。前半24分、パスで右サイドを崩されると、相手のシュートはGK松田が一度は防いだものの、こぼれ球を押し込まれ先制を許した。

 反撃に出たい青森山田だったが、後半開始早々、競り合いで後手に回り、右サイドからクロスを上げられ、シュートのはね返りを相手FWにヘッドで決められた。32分には左クロスを頭で合わせられ、3失点目を喫した。

 青森山田はMF川口が高精度のフリーキックで好機を演出し、DF伊藤や途中出場のFW比嘉らがシュートを放ったが枠を捉えられず。DF小沼のロングスローは身長185センチ超の相手の両センターバックにはじき返され、最後まで得点を奪えなかった。

 青森山田の次戦は19日、午前11時から同校グラウンドに大宮ユースを迎える。

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