「コンラッド横浜」の外観イメージ。桜木町駅から徒歩５分の市役所向い、隣の建物は北仲ブリック＆ホワイト
（株）大和地所（押川雅幸社長）＝中区山下町＝と米国のヒルトンが４月10日、高級ホテル「コンラッド横浜」＝中区北仲通＝の運営受託契約を締結し、２０２７年に開業することを発表した。同ホテルはヒルトンのラグジュアリーブランドの一つで、国内では東京、大阪、名古屋（26年開業予定）に続き４軒目。市内では昨年、「ヒルトン横浜」がオープンした。
場所は、桜木町駅から徒歩約５分の市役所前。40階建ての「北仲通北地区Ａ１・Ａ２地区プロジェクト（仮称）」施設内の１階から16階部分がホテル、18階から40階までに住友不動産の最高級賃貸レジデンス「ラ・トゥール横浜（仮称）」（２２４戸）が入る。
ホテルは全２７２室で、飲食店やウェディングチャペル、宴会・会議場などを備える。ホテル運営はヒルトンが行い、大和地所が所有。市が約40億円の助成を行う。
締結式で大和地所の押川社長は「世界中からこの『コンラッド横浜』を目的地として多くのお客様が訪れることで、横浜の魅力が世界中に広まり、横浜の更なる発展に貢献したい」と話した。
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