TBS「Eye Love You」韓ドラ要素てんこ盛りの勝算 初回視聴率5.5%だったが、SNSで大きく話題に

拡大
縮小
TBS Eye Love You チェ・ジョンヒョプ
TBS「Eye Love You」(写真:公式サイトより引用)

女性向け恋愛ドラマ枠として定着しているTBS火曜ドラマ。その枠で1月23日よりスタートしたのが『Eye Love You』だ。

K-POPが日本の音楽シーンを席巻し、動画配信サービスでは韓国ドラマが人気コンテンツ上位に並ぶなか、本作はヒロインの相手役に韓国の若手人気俳優チェ・ジョンヒョプを起用。日本地上波連ドラの新たな挑戦になったが、第1話の平均世帯視聴率は5.5%(個人視聴率3.2%)と数字的には微妙な結果となった。

一方で、SNSでは好意的なリアクションが多く見られる。そんな第1話を考察し、視聴者層や日韓ドラマの特徴などを分析したい。

韓国の人気俳優を起用した

本作の目玉は、ナチュラルなかわいらしさと演技力を兼ね備える主演の二階堂ふみと、男性1番手の相手役として韓国で人気のチェ・ジョンヒョプの共演だ。

チェ・ジョンヒョプは、出演作『わかっていても』のほか、男性1番手のメインキャストを演じた『無人島のディーバ』がNetflixで配信され、日本でも韓国ドラマファンを中心に人気を得ている。

そんな2人が、国境と文化を超えたド直球の日韓男女のラブストーリーで共演する。

物語は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス“能力を持った主人公・本宮侑里(二階堂)が主人公。知りたくもない相手の「本音」が聞こえてしまうため、恋愛を長い間諦めていたなか、料理配達のアルバイトをしていた韓国人留学生のユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と出会う。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT