【プレミアリーグ第35節プレビュー】今季2度目のノースロンドンダービー! シティはフォレスト相手に5連勝狙う

2024.04.27 12:00 Sat
優勝争い左右のNLD開催
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優勝争い左右のNLD開催
先週末に行われた変則開催の第34節はアーセナルリバプールがいずれも快勝。ただ、ミッドウィーク開催となった第29節延期分はアーセナル、マンチェスター・シティが勝利した一方、リバプールがマージーサイド・ダービーで痛恨の敗戦。三つ巴の争いから一歩後退する形となった。

昨シーズンに続きアーセナルとシティの一騎打ちの様相を呈す最終盤のリーグタイトル争いにおいて、今節はその行方を左右するノースロンドン・ダービーが開催される。
5位のトッテナム(勝ち点60)は、13日に行われた前々節でニューカッスル戦相手に0-4で敗戦し、2年連続セント・ジェームズ・パークで惨敗。4位のアストン・ビラ(勝ち点66)との暫定勝ち点差が6ポイントに広がった。後半戦に入って以降、対戦相手の徹底した対策を上回ることができず、勝ち点3奪取に苦戦。現状でも自力でのトップ4フィニッシュの可能性は残しているが、3強に加えてチェルシーとのダービーを残すなどアストン・ビラに比べて厳しい日程となっており、ここからの逆転は至難の業だ。その最終盤の重要な戦いに弾みを付けると共に、宿敵の優勝阻止を狙う上でホーム開催のダービーでの勝利は必須だ。

対するアーセナル(勝ち点77)は前節、ウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに2-0の完勝。さらに、第29節延期分ではホーム開催のチェルシーとのダービーに5-0の歴史的大勝。DFホワイトとMFハヴァーツの2ゴール共演など5ゴールを挙げた上、相手に一矢報いることも許さない完璧なパフォーマンスを披露。70分過ぎに多くの主力をベンチに下げる余裕の采配もみせ、今回のダービーに万全の状態で臨む構えだ。現状ではシティの取りこぼしが逆転優勝に必須となるが、このダービーを制することができれば、マンチェスター・ユナイテッド戦を除き比較的勝ち点3獲得が容易な相手と対戦するため、敵地での大一番を制して望みを繋げたいところだ。

スパーズの後押しを期待しつつ、今節での首位浮上を目指すマンチェスター・シティ(勝ち点76)は、残留圏内ギリギリの17位に位置するノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームでリーグ5連勝を狙う。先週末はMFベルナルド・シウバのゴールによってチェルシーとのFAカップ準決勝を1-0で制したグアルディオラのチームは、第29節延期分ではブライトンとのアウェイゲームに4-0で完勝。DFウォーカーの2アシストにMFフォーデンの2ゴールなど自慢の攻撃が機能し、リーグ戦では4試合ぶりのクリーンシートも達成した。残留に向けてなりふり構わぬ戦いを見せるフォレストとのアウェイゲームは決して簡単な試合とはならないが、現状のパフォーマンスを鑑みれば確実に勝ち点3を敵地から持ち帰る可能性は高そうだ。
その2強の取りこぼしを期待しつつ、わずかな逆転優勝の可能性に賭ける3位のリバプール(勝ち点74)は、8位のウェストハムとのアウェイゲームに臨む。第29節延期分のエバートンとのマージーサイド・ダービーでは課題の決定力不足に加え、セットプレーの拙い守備から2ゴールを奪われて敵地グディソン・パークで0-2の完敗となった。その厳しい敗戦から中2日のランチタイムキックオフという過酷な状況で臨む、難敵ハマーズとのアウェイゲームではFWサラーやFWヌニェスら攻撃陣の奮起に期待しつつ、バウンスバックの勝利を期待したい。フェイエノールトのスロット監督招へいへ大きな進展が見られる中、スタメン復帰も見込まれるMF遠藤航ら新指揮官に向けた各選手のアピールにも注目だ。

週明けにカンファレンスリーグ(ECL)準決勝のオリンピアコス戦を控える4位のアストン・ビラは、9位のチェルシーとのビッグマッチに臨む。前節はボーンマス相手に先制を許したものの、FWロジャーズ、FWディアビ、FWベイリーと2列目のアタッカー陣のゴールによって3-1の逆転勝利。2連勝でトッテナムとの勝ち点差を広げることに成功。エースFWワトキンスの抜群の存在感に加え、駒が揃う守備陣の安定感が光る。

対するチェルシーはFAカップ準決勝敗退に加え、第29節延期分ではアーセナルに屈辱の惨敗を喫して公式戦連敗。今季無冠が確定すると共に、来季のヨーロッパ出場権争いにおいても崖っぷちの状況だ。今回の一戦に向けてはコンディション不良でダービーを欠場したMFパーマーの復帰は朗報だが、MFエンソ・フェルナンデスがヘルニアの手術で今季終了、MFチュクエメカ、FWスターリングが新たに負傷と、引き続き厳しい台所事情での戦いとなる。難所ビラ・パークでの一戦は厳しい戦いとなるが、公式戦連敗ストップへ気概を示したい。

FAカップ優勝と共にリーグ戦でのEL出場権確保を目指す6位のマンチェスター・ユナイテッドは、降格圏の19位バーンリー相手に久々のリーグ連勝を狙う。チャンピオンシップ(2部)のコヴェントリー・シティ相手に3点差を追いつかれる失態を演じながらも、PK戦を制して宿敵シティが待つFAカップ決勝に駒を進めた赤い悪魔。また、第29節延期分では最下位のシェフィールド・ユナイテッドに2度先行を許す不甲斐ない戦いに終始したものの、MFブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストの活躍で4-2と逆転勝利し、リーグ5戦ぶりの白星を収めた。前節、そのブレイズとの裏天王山に快勝して残留への望みを繋いだバーンリーとのホームゲームでは一部主力の復帰が見込まれる中、確実に勝ち点3を取り切りたい。

残留争いではシェフィールド・ユナイテッドに今節での降格の可能性。7位のニューカッスル戦で勝ち点3を逃した場合、残り試合すべてで勝利しても最多勝ち点は「25」となるため、17位のフォレスト(勝ち点26)に新たな勝ち点剥奪処分といった処分が科されない限り、逆転は不可能となる。その他ではDF橋岡大樹を擁する18位のルートン・タウン(勝ち点25)は、12位のウォルバーハンプトンから何とか勝ち点3をもぎ取ってシティ戦で取りこぼし濃厚なフォレストを上回りたいところだ。

◆プレミアリーグ第35節
▽4/27(土)
《20:30》
ウェストハム vs リバプール
《23:00》
フルアム vs クリスタル・パレス
マンチェスター・ユナイテッド vs バーンリー
ニューカッスル vs シェフィールド・ユナイテッド
ウォルバーハンプトン vs ルートン・タウン
《25:30》
エバートン vs ブレントフォード
《28:00》
アストン・ビラ vs チェルシー

▽4/28(日)
《22:00》
ボーンマス vs ブライトン
トッテナム vs アーセナル
《24:30》
ノッティンガム・フォレスト vs マンチェスター・シティ

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リバプールの若手SBラムゼイがウィガンにシーズンローン

リバプールは5日、スコットランド代表DFカルヴァン・ラムゼイ(20)がウィガンにレンタル移籍することを発表した。レンタル期間は2024-25シーズンの1シーズンとなる。 ラムゼイは2022年夏にスコットランドのアバディーンからリバプールへ加入。しかし、プレシーズンから背中の問題によって欠場が続くと、2023年2月には左ヒザの負傷で手術を受けて長期離脱に。結局、プレミアリーグでの出場はなく、チャンピオンズリーグ(CL)とEFLカップ(カラバオカップ)1試合ずつの出場のみで加入1年目を終えた。 迎えた今シーズンは復活を期し、プレストンへレンタル移籍。しかし、またしてもヒザを負傷して長期離脱に陥ると、復帰後もポジションを確保できずチャンピオンシップ(イングランド2部)で2試合の出場にとどまっていた。これを受け、シーズン後半はボルトン・ワンダラーズにレンタル先を変更していた。 なお、ラムゼイが新シーズンにプレーするウィガンは、今シーズンのフットボールリーグ1(イングランド3部)を中位の12位で終えていた。 2024.06.06 08:15 Thu

C・パレス、クライン&マシューズとの契約延長を発表

クリスタル・パレスは5日、元イングランド代表DFナサニエル・クライン(33)と契約延長を発表した。新たな契約期間は2025年夏までとなる。 8歳でC・パレス下部組織に入団したクラインは、2008年にプロデビュー後、2015年夏にサウサンプトンからリバプールにステップアップ。加入初年度から2シーズンにわたり、主力として活躍したが、故障やイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの台頭で序列を落とすと、2019年途中から再起を期してボーンマスにレンタル移籍した。 そして、2020年6月にリバプールとの契約を満了すると昨年10月にC・パレスと2021年1月末までの短期契約を結び、8年ぶりに古巣復帰。2023-24シーズンはプレミアリーグ19試合、FAカップ2試合、ECLカップ2試合に出場していた。 なお、クラブは同日に控えGKを務めるイングランド人GKレミ・マシューズ(30)との契約延長も併せて発表している。 2024.06.06 07:30 Thu

ボーンマス、ニューカッスル行き決定的なケリーら5選手の退団発表

ボーンマスは5日、イングランド人DFロイド・ケリー(25)の今シーズン限りでの退団を発表した。 2019年夏にブリストル・シティから加入したケリーは、在籍5年間でセンターバックと左サイドバックの主力として公式戦141試合に出場。2021-22シーズンにはプレミアリーグ昇格の立役者の一人となった。 ただ、予てよりステップアップを希望していた大型の左利きDFはクラブからの延長オファーを断り、今季限りでの退団が決定。新天地はすでに条件面で合意が伝えられるニューカッスルとなる見込みだ。 また、クラブは元アイルランド代表GKダレン・ランドルフ(37)、イングランド人DFライアン・フレデリックス(31)、デンマーク人MFエミリアーノ・マルコンデス(29)、ジャマイカ代表FWジャマル・ロウ(29)の4選手の退団も併せて伝えている。 2024.06.06 07:10 Thu

ハマーズ在籍9年のオグボンナが退団…ベン・ジョンソンら2選手と延長交渉中

ウェストハムは5日、元イタリア代表DFアンジェロ・オグボンナ(36)の今シーズン限りでの退団を発表した。 2015年7月にユベントスから完全移籍で加入したオグボンナは、在籍9年間で公式戦通算249試合に出場。昨シーズンは公式戦30試合に出場し、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝にも貢献していた。 “アンジェおじさん”の愛称でクラブやファン・サポーターの間で尊敬を集めるディフェンスラインの重鎮だったが、フレン・ロペテギ新体制移行で刷新を図るチームに居場所はなく今季限りでの退団が決定した。 また、クラブ生え抜きのイングランド人GKジョセフ・アナン(23)も同じく契約満了での退団が決定したが、イングランド人DFベン・ジョンソン(24)とU-20イングランド代表FWディヴィン・ムバマ(19)の2選手は契約延長に向けた話し合いを行っている段階にあるという。 2024.06.06 06:00 Thu

ウェストハムがベテランDFクレスウェルと2025年まで契約延長

ウェストハムは5日、元イングランド代表DFアーロン・クレスウェル(34)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 11シーズン目となる契約にサインしたクレスウェルは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「私にとってこのクラブでの10年間は本当に思い出深いもので、この1分1秒を大切に過ごしてきた」 「少なくとももう1シーズンはここでプレーできることになり、嬉しく思っている。僕と家族はここでとても幸せに暮らしている。息子も娘もこの街で生まれ、その息子はウェストハムが大好きなんだ」 「イーストロンドンとリバプールには、ハードワーク、献身、全力を尽くすという環境面で共通点があると思うし、僕はここでのプレーでそれを示すことができたと思う」 「ジャージを着るたびに、クラブを代表することに大きな意味がある。今年はちょっと役割が変わって、あまりプレーしていないけど、毎週プレーすることよりも大きな目標があることを理解しながら、長い間サッカーをやってきた。プレーしていないときも、チームや若手をサポートしながら、うまくやってきたと思うよ」 「もちろん、まだプレーしたいし、チームのためにいい仕事ができる体力と気力があると思っていたから、契約にサインしたんだ。僕はキャリアの中で怪我をすることなく幸運でしたし、ピッチの外では、よく食べてよく眠り、毎日一生懸命トレーニングし、高い水準を維持するなど、常に正しいことをしようと努めてきたんだ」 イングランド代表として3試合の出場歴を持つ左サイドバックのクレスウェルは、2014年7月にイプスウィッチからウェストハムに加入。ウェストハムでは公式戦349試合に出場して11ゴール37アシストを記録。2022-23シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝にも貢献した。 2024.06.06 00:30 Thu
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