人生を変えることに成功した4つの大改革!

2020/04/30

お金を貯め始める、あるいは貯めると決めるだけでも、その人の人生が大きく変わることがある。創刊24周年目の『サンキュ!』編集部がたどり着いた事実です。「私もお金を貯めて、自信をつけたい!」。そう誓った読者の内藤さんも人生を変えた一人。数々の困難を乗り越えて、お金と自分を根本から改革。赤字を立て直し、年100万円貯まるやりくり力を身につけました。

プロフィール:
内藤美穂さん(仮名)静岡県在住33歳

=MONEY DATA=
月収(手取り)     夫23万円
            妻 7万円
ボーナス(年間・手取り) 60万円
年収(手取り)     420万円
年貯蓄額        100万円
総貯蓄額        500万円

1:赤字続きの中で出会った雑誌『サンキュ!』に衝撃を受ける

結婚してから家計簿もつけず、使いたい放題の新婚時代。週末はデート気分でお出かけし、お金を使い放題でした。そんな中、たまたま図書館にあった『サンキュ!』を開いたら「お金がなくても幸せになれる」という言葉が。「幸せ=お金」と思っていた私は目を疑い、食い入るように読みました。

「お金を使えば幸せである」という考えを捨てました

『サンキュ!』の誌面にはうちより月収が少ない人もいましたが、どの人もきちんと将来を考えて充実した生活を送っている。現実から目をそらし、家計も把握していない私となんて違いだろう…! お金を使えば幸せであるという考えが変わりました。そんな目で見てみると、近くの公園でボールの投げっこをするだけで子どもは楽しそう。それに外でべんとうを食べるのも外食より楽しいと気づきました。元気に成長している幸せも実感でき、物欲が消えました。

「欲しい」ではなく、それが必要かどうかをすべての支出に当てはめた

金額ではなく、必要かどうかで買えばムダがないと知り、常に意識するように。たとえば、「子育て中は、高い服は必要なし」とか。判断基準を持つと自信が持て、人が持っていても欲しくなくなりました。また、お得かと思ってフリマアプリやネットで服を購入したこともありましたが、届いたあとイメージと違うことが多いと気づき、現物を見て買うことをルールに。自分の基準を一つずつ積み上げていきました。

『サンキュ!』のすべての家計を熟読し自分と比較した

お金の企画は毎号すべて読み、誌面に登場した全家計の予算をチェック。「自分がつけた家計簿と比較して、人より多い費目があれば理由を考え、ムダの原因を探しました」。特に自分と年収が近くて幸せそうな暮らしをしている人の記事は熟読。休日にお金を使わないレジャーなどを参考にしました。

<家計が近い人を参考にしました!>
2013 年1月号 P.42
大西さん
年収が300万円台と、自分と年収も近く、それなのに幸せそうな暮らしぶりが参考になりました。とくに食費は月1万5000円にしていたり、休日はお金を使わないレジャーはまねをしました。

2:つらいと言えず、「何でも無理していた自分を断捨離(R)」

節約も家事も仕事も……何事も無理をすると結局続かず、挫折感を味わう結果に。きついと感じたらハードルを下げて、前向きな自分を保てるボーダーラインを探すようにしたら、心に余裕ができ、結果的にやりくりもうまくいくようになりました。

正社員からパートに転向。家族や家計を見る余裕ができ、ラクになった

収入があっても、忙しくてお金を雑に使っていたころは貯蓄ができませんでした。「パートタイムに切り替えて家計を見る余裕ができたら、収入は減っても貯蓄がアップ。家族といる時間も増え、気持ちもラクに♪」。家事ややりくりが面倒になるほど疲れたときは、趣味の漫画を読んだり好きな音楽を聴いてリフレッシュ。疲れが取れて、結果的に頑張りが長続きするように。

3:「家族が協力しやすい環境を整える」

節約を強要したり、自分1人で頑張ったりしても、ギスギスするだけで逆効果。やりくりの協力は、家族の関係を大切にしたら負担が軽減されました

「朝の会話」を大切にしたら、夫とお金の話をしやすくなった

「夜よりも朝の会話を増やすことで話しやすい関係に。夜はケンカになりがちだったお金の話も自然にでき、夫も真剣に考えてくれました!」

「お風呂や寝る時間を一緒」にしたら、出費が減った

お風呂は家族みんなで入り、夜は子どもと一緒に就寝。「ガス代や電気代など、光熱費の削減に大きく貢献! 口うるさく言わなくていいし、規則正しい生活にもなって◎」

やりくりは1人で抱え込まない。夫に固定費を見てもらい、家計を共有

生活費は夫から定額をもらってやりくり。「光熱費や通信費などは夫の口座から引き落としなので、夫も家計を理解。やりくりの努力を認めてくれ、たまにプレゼントも!」

4:「健やかで倒れない生活習慣に改善」

お金があっても、病気や暗い気持ちで暮らしていたら幸せとは言えないし、よけいな出費も増えるだけ。心と体の元気を最優先に考えた生活を心がけることで、健全な家計に生まれ変わりました!

外食や総菜に頼らず野菜中心の自炊にシフト。お金も体も元気になった!

「安くて栄養豊富な旬の野菜をとるようにしたら主菜も副菜も彩りがよくなり、見た目価格もアップ。出費が減り、風邪もひかなくなりました♪」

太陽の下で運動して体力アップ!笑って挫折に負けない心に

家に引きこもらず、子どもと外遊び。「体力がつくと家事もやりくりも頑張れる。思い切り体を動かして笑うと気持ちよく、少々の挫折にへこたれなくなりました」

早寝早起きは調子を維持でき、貯まるリズムもくずれない

規則正しい毎日こそ、健康のベース。「夜更かしは不健康とムダ買いをしてしまうもとだから、9時には就寝。早起きすれば1日が効率よく回ります」

"もう二度と負のスパイラルに戻らないための"[3カ条]

1.絶対に家族を幸せにすると強い気持ちを持つ
「家族の幸せを守るには」と考えると、やるべきことも見える。どんな逆境にも負けない心に! 

2.悩んだら『サンキュ!』に出た人の声を思い出す
同じ空の下で頑張っている人がいると思うと、はげみに。もう少しだけやってみよう、と奮起できます

3.節約もできる範囲で。家族全員、無理なく過ごすを徹底
ストレスは、健康とお金のいちばんの敵。自分たちのキャパを超えない生活を心がけます

幸せに貯まるようになった!内藤さんの人生の格言!

散りも積もれば山となる。
日々の積み重ねが力になります。



「1日1日きちんと歩めば、必ず結果はついてくる。自信がつけば、やりくりが楽しくなり、貯蓄が大変ではなくなります」

生活もやりくりも激変し、貯まる人生に好転した内藤さんの改革には、変わるんだ!という強い意志が感じられました。これを読んだあなたも、今が変わるチャンスですよ。

参照:『サンキュ!』5月号「人生が変わるお金の貯め方、使い方」より一部抜粋。掲載している情報は18年3月現在のものです。
撮影/キムアルム

この記事を担当したのは・・・

S井ロシアン(サンキュ!編集部員)

育児雑誌で6年間経験を積み、サンキュ!編集部へ。トレンド雑貨やフード、ファッション、芸能にも詳しく、「かわいいもの」が大好きなオトメン編集者


『サンキュ!』最新号の詳細は こちら!

 
 

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