食費を減らした人のスーパーのカゴの中身をのぞいてみたら7つの意外な発見が!

2023/09/30

食費を減らすポイントのひとつは食材の買い方にあり。食費をムリなく減らしている人は、どんな物を買うのでしょうか?これは買わないという物があるのでしょうか?……こっそり、のぞいてみたい気がしますよね。

そこで、食費を減らした人のスーパーのカゴの中身を全国の主婦を取材してお金に関する記事を数多く手がけてきた村越克子さんに、気になるカゴの中身を教えてもらいました。

『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多...

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発見1:値引きシールつきの魚のパック

半額ステッカー
kudou/gettyimages

食費を減らした人は、魚は冷凍保存しないで鮮度のいいうちに食べたいと考え、買い物した日か翌日に食べることにしている人が多いようです。

夕方の買い物ラッシュがひと段落した魚売り場では、明日まで持ち越せない商品に次々に値引きシールを貼っていきます。魚をお得に買うチャンスです。食費を減らした人はこのチャンスを見逃しません。

発見2:牛乳は2本、卵はマスト

育ち盛りの子どもがいる家庭では牛乳の消費が早いもの。足りなくなってコンビニで買うと割高になるので、牛乳は2パック購入。また、朝食やお弁当のおかずに欠かせない卵も必ず買う食材です。

発見3:こだわりのない調味料はPBメイン

手でトマト ケチャップのパッキング
sergeyryzhov/gettyimages

大手スーパーのPB(プライベート・ブランド)は充実しています。調味料、ドレッシング、たれもたいていの物がPB商品化しています。

食費を減らした人は、こだわりのあるものは多少値段が張ってもお目当ての物を買いますが、特にこだわりのない物はお得なPB商品を購入。

また、初めてトライするドレッシングやたれなど、使い切れるか不安なものはPB商品で試します。

発見4:肉は意外と国産

食品店でお肉。スーパーで新鮮な鶏肉を詰め選択女性
nastya_ph/gettyimages

アメリカンポーク、オージービーフ、アンガス牛など、外国産のお肉ももちろん買いますが、それは「おいしい」から。「安ければいいなんでもいい」というわけでありません。なので、お得な外国産と国産肉を上手に組み合わせて購入します。

発見5:総菜の揚げ物

日本のコロッケ
Project1999/gettyimages

小さい子どもがいると揚げ物をするのはストレスになります。揚げ油の処理も手間です。食費を減らした人は、揚げ物はムリして手作りしないで総菜を買います。

発見6:ペットボトル飲料はなし!

家で麦茶を煮出している人が多いので、ペットボトル飲料は買いません。ミネラルウォーターを購入する場合は、ポイントがつき家まで配達してくれるネット通販を利用します。

発見7:野菜は八百屋で買う

大手スーパーの野菜はちょっとお高いこともあるので、野菜はスーパーでは買わずに八百屋さんでゲット。地元の安い八百屋さんを見つけておくことも食費を減らすテクです。

まとめ

食費を減らすことに成功している人は、使い慣れた定番食材を買います。買う物が定番化すると、使うお金もほぼ一定化して食費予算が守りやすくなるからです。

家族が好きな物、よくつくる料理、近所のスーパーの特売傾向などをもとに、買い物をルーティン化すると消費を抑えやすくなります。試してみてください。



■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。

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