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【ウインズワークス】サスペンションからオイルキャッチタンクまで様々な製品を展開

カスタムにも流行があり、今はオーバーランドスタイルが世の中を席巻中だったりする。だがブームに左右されず、見た目はシンプルに仕上げ、どのような場面にも似合うスタイルを目指したのがウインズワークスのジムニーだ。2インチのリフトアップは大人しく見えるが、エンジンルームを覗くとこのクルマの本性が見えてくる。
 ボンネットを開くと、TRUSTのターボキットが鎮座。コンピュータの交換も行なう事でノーマルよりも35%出力アップを実現。そのインプレッションは、低回転からタイヤがスムーズに転がり出し、3000回転を過ぎると俄然パワフルさがアップしてくる。気持ちよく駆け抜けられるが、エンジンの出力を確実に伝えられる足回りも要と言えるだろう。
 しかもウインズワークスのデモカーには、新製品のTRUSTターボ用オイルキャッチタンクも装着。様々な車種用をラインアップし四半世紀近くに渡るベストセラー商品なのだが、ジムニーの場合エンジンを止めた後に水が溜まる傾向がある。この水分はトラブルや錆の発生に繋がるが、ブローバイガスラインの途中にタンクを設置し、これを効率的に除去している。クルマの見た目だけでなく、走りやエンジンを長持ちさせる事も、ウインズワークスは重視するのだ。

JB74 2インチのリフトアップ

ノーマル車高から2インチリフト。大人しい印象を受けるが、TRUSTのターボキットを装着していることを考えると、非常にバランスに優れた仕様と言えるだろう。まさにカスタムとはトータルバランスが重要で、このデモカーはそれを見事に具現化した仕様だと言える。
ボルトオン装着がモットーの、ウインズワークスのオイルキャッチタンク。新たにTRUSTターボ用が新登場。エンジンルームをレーシーに彩るだけでなく、愛車のコンディションを良好に保つ機能部品とも言える。
フロントバンパーはタニグチで、グリルはアピオをチョイス。異なるメーカーの製品だが、意外とマッチングは良好。
リヤバンパーはノーマルのままだが、タニグチのガーニッシュを装着し、雰囲気を一新。手軽なアイテムだが、非常に効果的だ。
マフラーはフジツボのオーソライズドRMに変更。吸気だけでなく排気も向上させないと、ポテンシャルを引き出す事は出来ない。
インパネ中央には、BLITZのメーターを追加。左からブースト計/水温計/排気温度計が並び、コンディションを把握することができる。
ホイールは4×4エンジニアリングサービスのブラッドレーVをチョイス。タイヤはグッドイヤーのA/Tアドベンチャー(225/70R16)を組み合わせる。

2インチリフトアップでも各部の補正をしっかり実施

ウインズワークスでは僅か2インチでもキャスターのブッシュを交換したり、リヤラテラルロッドを水平となるように補正。それでいて、クロスメンバーはノーマルのまま使用できるので、コスト面にも配慮がなされているのがウレシイ。

ノーマルよりも2インチリフトアップするウインズワークスのオリジナルスプリング。ただ車高を上げるだけのバネとは異なり、しなやかな乗り味も実現する。
ブレーキホースは純正部品がそのまま使用可能。カスタムがしたくても費用がネックとなる人は意外と多い。そんな人のために、可能な限り低コストとなるように追求している。
ショックは14段階で減衰力の調整が行える、4×4エンジニアリングサービスのビッグカントリーをチョイス。荷物の量やスタッドレスタイヤに履き替えた時にも最適な乗り味を実現可能だ。
偏心ブッシュまで極端ではないが、ブッシュを変更し直進性を改善。ノーマルの良い部分は残しつつ、改善を実施。このこだわりこそ、ウインズワークスのモットーだと言える。

JB74 3インチリフトアップ

ちなみにウインズワークスでは、他にもオフロード性能を追求した仕様も製作可能。こちらのJB74は3インチリフトアップを行ない、それに伴いタイヤサイズも変更している。本格的なオフロード走行を楽しみたい人にも、ウインズワークスなら最善なアドバイスを提案してくれる事だろう。