関西ニュースKANSAI

　労働者の日である「メーデー」の５月１日、大阪府では各地で集会が開かれ、賃金の継続的な引き上げなどを求めました。

　午前１０時から大阪城公園で始まった集会には雨にもかかわらず主催者発表で約２万人が詰めかけ、急激な物価上昇による生活への深刻な影響を訴えました。
　また、継続的な賃金の引き上げや非正規労働者らへの待遇改善を求めました。
　（大阪地方メーデー実行委員会　田中宏和委員長）「長引く物価高の影響もあり、実質賃金は２年にわたって下がり続け、この記録的円安も重なり国民生活の厳しさは増しています」

　集会では、１月に発生した能登半島地震の支援が呼びかけられ被災地の特産品を販売するブースが設けられました。