横澤夏子「勉強しておけば良かった~」新婚旅行で後悔したこととは?

2019.6.6
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、過去の出来事に詳しい旅を楽しめる女になりきり。

時代背景を知ることで、感動のレベルが変わる。

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今、もっと勉強しておけばよかったと思うのが歴史です。そもそも、歴史に詳しければカズレーザーさんみたいにクイズ番組などで活躍できたかもしれないのに…と、芸人としてやっておけばよかったとも思ったのですが、最近は旅行をした時にそう感じました。というのも、あまりにも知らなすぎて、京都に行った時は、「金閣寺を建てた人知ってる?」「足利の誰だっけ…」くらいの会話しかできない。新婚旅行でイタリアに行った時に、「こちらがメディチ家の~」と言われて、“世界史でやった気がする!”となったんですが、メディチ家が何なのかがわからず、「たしか、家族だった気がする…」としか言えなくて、すごく後悔したんです。

学生時代には、“イタリアの歴史を覚えて何になるんだ。私は今を生きてるのに…!”とムカついていたけど、むしろ歴史こそが物事を考える時に役立つんじゃないかと後悔したし、学校では無駄なことは勉強しないんだと思いました。やっぱり、歴史的背景を知っていたほうが、“ここであんな事件が起こったんだ”と、より感動できますよね。メディチ家の長い渡り廊下も、“ここを通ってたんだ”と、もっとワクワクできたに違いありません。

学生時代に歴史が得意だった人を思い出すと、興味を持って、ドラマの話を覚えるように勉強していた気がするんです。まずは、興味を持てるように、京都やペリーが来航した港など、歴史的な建造物や博物館を訪れてみて、突破口を開いてみるのがいいのではないでしょうか。大河ドラマや「大奥」のような作品を見るにも、時代背景がわかっていたほうが面白いはず。歴史は今を生きるのに必要なものだし、食わず嫌いで拒絶するのは、もったいないですよね。一歩、踏み出してみましょう~。

よこさわ・なつこ 芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。

※『anan』2019年6月12日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)


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