関西弁で第一声、仲間からツッコミも 日大三

日大三マネジャー・篠宮佐和
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 【東京】日大三野球部は3日、関西に向けて出発しました。新大阪駅に到着すると、山梨県出身の藤巻一洸(3年)が「ごっつ暑いわぁー」と一言。すると大阪府出身の村上太一(同)が「そんなん言わん」。さすがのツッコミでした。

 藤巻に次いで、大川智矢(同)と富塚隼介(同)も「今日から関西弁なるわぁー」と満面の笑み。憧れの甲子園を前に、既に選手たちからはワクワクがあふれ出ていました。

 トイレ休憩後、トイレに残っている人が居ないか確認した後、次の電車のホームに向かいました。

 すると、遠くから金沢海斗(同)が汗だくで猛ダッシュしてきました。聞くと、「トイレの個室に残っていて、集合場所に戻ると誰ひとりいなかった」。大慌てで「丸刈りの集団を見ませんでしたか?」と尋ねたそうです。安心したのか、目には涙。みんなになぐさめられていました。

 そして4日、関西で初めての練習です。高校入学前からともに野球をしてきた寒川忠(同)と村上は、帰りのバスの中、2人で一つのイヤホンを片耳ずつつけ、同じ動画を見ていました。カップルのような2人の様子に、ほほ笑ましい気持ちになりました。(日大三マネジャー・篠宮佐和)

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