ひかるとレイにヒナ誕生 小山市発表

上嶋紀雄
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 栃木県小山市は12日、渡良瀬遊水地第2調節池の人工巣塔(すとう)に定着しているコウノトリの「ひかる」(オス、8歳)と「レイ」(メス、5歳)のペアにヒナが誕生したと発表した。渡良瀬遊水地でのコウノトリの自然繁殖は5年連続となる。

 3月10日に産卵を始めたとみられ、その後、抱卵を続けてきた。4月11日に親鳥が餌を吐き出すような行動が2回観察されたことから関係機関に照会。少なくとも1羽が孵化(ふか)していると推定した。

 ヒナの愛称募集も開始。遊水地周辺の小学校の児童が決めたオスとメス各5候補から投票で決める。「わたらせ自然ミュージアム」のホームページから投票できる。締め切りは5月10日。問い合わせは市ゼロカーボン・ネイチャーポジティブ推進課(0285・22・9288)。(上嶋紀雄)

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