四国最大級アニメの祭典、高知で21日まで 制作体験やトークショー

羽賀和紀
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 「四国最大級のアニメの祭典」と銘打ち、トークショーやアニメの制作体験ができる高知アニクリ祭(https://www.combank.co.jp/KochiAnikuri/別ウインドウで開きます)が20日、高知市布師田の高知ぢばさんセンターで始まった。高知をアニメ制作の聖地にしようという「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」の一環。21日まで。

 クリエーターの発掘を目的とした「高知アニメクリエイターアワード」(賞金総額2600万円)の表彰式もあり、応募122作品から京都精華大を3月に卒業したキム・ソンジェさん(25)らの「REDMAN」がグランプリに選ばれた。同級生3人と作った卒業制作で、人間の矛盾をテーマに130カットのアニメで約14分の動画を作った。「アニメの可能性は無限。これからも他の人が挑戦していないジャンルのアニメを作りたい」と抱負を語った。

 会場にはアニメ制作を体験できるコーナーや、声優・コスプレイヤーのステージショーなどがあり多くの家族連れらでにぎわっていた。実行委員長の山崎久留美・高知信金理事長は「有名なアニメの版元も協力しリッチなコンテンツが並ぶイベントになった。来年以降もできるだけ毎年開催していきたい」と話していた。(羽賀和紀)

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