長良川の鵜飼テーマに初の公募写真展 岐阜のうかいミュージアム

高原敦
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 来月11日に開幕する長良川の鵜飼(うかい)を前に、長良川うかいミュージアム(岐阜市長良)で特別写真展「ぎふの鵜飼」が開かれている。公募で選ばれた作品のほか、写真家・小林淳さんの作品2点がパネル展示されている。

 長良川の鵜飼をテーマにしたミュージアム初の公募型写真展。158点の応募があり、鵜匠(うしょう)や学芸員による選考の結果、41点が選ばれた。小林さんの作品を含めて前期(5月20日まで)に23点、後期(5月21日~7月1日)に22点が展示される。

 会場には、鵜匠が鵜舟からかがり火で水面を照らす迫力のある様子や、月夜や川霧の中でかがり火が映える幻想的な光景、花火を背景にした様子など印象的な作品が並ぶ。コロナ禍で観覧船のない中での漁や、皇室に納めるアユを取る「御料鵜飼」の様子を捉えた貴重な作品もある。

 料金は大人500円、子供250円。問い合わせはミュージアム(058・210・1555)へ。(高原敦)

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