大阪一の収穫量、富田林のナスPR 28、29日に「なすティバル」

前田智
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 大阪府内で最も収穫量が多いナスを市内外の人に宣伝しようと、富田林市は28、29の両日、「なすティバル」を開く。会場は同市津々山台2丁目の津々山台公園芝生広場。ナスにちなんだアトラクションなどが用意される。

 富田林市のナスはハウス栽培で、約60軒の農家が年間約1700トンを出荷している。サイズが大きくて色つやもよく、煮物、揚げ物、焼き物といろいろな調理法で味わえる。一方で、大阪一のナス産地であることを知らない市民も多く、給食でもナスが苦手な子どもは多いという。

 こうした状況に、市内の若者がまちの活性化などを考える「若者会議」で催しの提案が出され、初開催につながった。

 当日はひもに書いてある本数のナスがあたる「なす千本引き」のほか、ナス形の風船のヨーヨー釣り「なすヨーヨー」、ナス形のボールを投げて的当てをする「なす投げ」などのアトラクションも。ボールペンやふせんなどの景品が贈られる。ナス料理を出すキッチンカーも登場する。

 開催時間は両日とも午前10時~午後4時。27~29日には緑化フェア&植木市も開催される。問い合わせは市農業創造課(0721・25・1000)へ。(前田智)

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