最近10年で2番目に早く 富士山に「農鳥」が出現

池田拓哉
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 雪解けが進む富士山の7~8合目で「農鳥」が出現したと、山梨県富士吉田市が25日に発表した。山肌の雪が鳥のような姿で残り、左向きに羽ばたくように見える。市内では農鳥の出現が田植えの時期の目安とされている。

 市富士山課によると、最近10年では2番目に早く出現した。昨年より6日、例年より2週間ほど早いという。4月に暖かい日が続き、さらにここ数日の雨によって浮かび上がった。夏に近づくにつれて卵のような形に変化する。(池田拓哉)

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