ハッブルがとらえた、天の川銀河の中心付近にある球状星団ESO 520-21 | アストロピクス

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ハッブルがとらえた、天の川銀河の中心付近にある球状星団ESO 520-21

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた球状星団ESO 520-21(パロマー6)。ESO 520-21は天の川銀河の中心付近にあり、星間ガスと塵が星の光を吸収するため、観測が難しい球状星団です。

星間物質による吸収によってとくに影響を受ける波長があり、天体の色が変化して実際よりも赤く見えるようになります。そのためESO 520-21のように、銀河中心に近い球状星団の性質を決定することは特に困難です。

画像は2021年9月20日にリリースされたハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。

Image Credit: ESA/Hubble and NASA, R. Cohen

(参照)ESA/Hubble