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パドレス、イオバルディに興味も獲得困難か レッドソックスがファンの後押し受け再契約の可能性

2018/12/05

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 サンディエゴ・パドレスが、ボストン・レッドソックスからフリーエージェント(FA)となっているネイサン・イオバルディ投手の獲得に興味を示していることが分かった。米サイト『Yahooスポーツ』が4日(日本時間5日)、伝えている。
 
 同サイトによると、今季ロサンゼルス・エンゼルス在籍時に右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたギャレット・リチャーズ投手の獲得したパドレスは、同手術の経験があるイオバルディの獲得にも興味を示しているという。
 
 イオバルディも過去に2度トミー・ジョン手術を受けているが、今季タンパベイ・レイズで復活。シーズン途中でレッドソックスにトレードで移籍し、約160キロの速球を武器にチームの5年ぶりの世界一奪取に貢献した。
 
 しかし、イオバルディの獲得を目指すチームは、パドレスの他にヒューストン・アストロズ、フィラデルフィア・フィリーズ、アトランタ・ブレーブス、そして今季まで在籍したレッドソックスと多数存在する。
 
 中でもレッドソックスは、編成責任者のデーブ・ドンブロウスキ氏とアレックス・コーラ監督が再契約を強く望んでおり、ワールドシリーズ制覇の後にも観衆から「彼(イオバルディ)と再契約を!」との声を多く浴びていることから、他球団にとって獲得は簡単なことではないと同サイトは見解を示している。
 
 今季チーム防御率がナショナル・リーグ15チーム中13位(4.40)のパドレス。来季へ向けて投手力強化が不可欠とされているが、FA市場の目玉の1人である投手を獲得し、4年連続地区4位以下と近年の不振から脱する足がかりとすることができるだろうか。