【試合結果】1・18 新日本プロレス後楽園ホール大会 ドラゴン・リー&ミスティコvsクアトレロ&サンソン ソベラーノJr.vsバルバロ・カベルナリオ 風神&雷神&トーア・ヘナーレ&小島聡vs鷹木信悟&BUSHI&内藤哲也&テリブレ アンヘル・デ・オロ&ティタンvsOKUMURA&フォラステロ

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2019』
日程:2019年1月18日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,526人(札止め)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
獣神サンダー・ライガー/田口隆祐/○アウダス(CMLL/テクニコ)
6分31秒 腕ひしぎ十字固め
外道/石森太二/●テンプラリオ(CMLL/ルード)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
アンヘル・デ・オロ(CMLL/テクニコ)/○ティタン(CMLL/テクニコ)
8分41秒 ティタニカ
OKUMURA(CMLL/ルード)/●フォラステロ(CMLL/ルード)

▼ブラック・キャット メモリアルマッチ 8人タッグマッチ 30分1本勝負
風神(CMLL/テクニコ)/雷神(CMLL/テクニコ)/トーア・ヘナーレ/○小島聡
11分43秒 継承ウエスタン・ラリアット→片エビ固め
[L.I.J]鷹木信悟/BUSHI/内藤哲也/●テリブレ(Los Ingobernables)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
●アトランティスJr. (CMLL/テクニコ)/アトランティス(CMLL/テクニコ)
11分44秒 変形シットダウン式パワーボム
○グラン・ゲレーロ(CMLL/ルード)/ウルティモ・ゲレーロ(CMLL/ルード)

▼Relevos Increibles タッグマッチ30分1本勝負
●フライヤー(CMLL/テクニコ)/ボラドールJr. (CMLL/テクニコ)
9分49秒 ラ・ミスティカ
ナマハゲ(CMLL/ルード)/○カリスティコ(CMLL/テクニコ)

▼スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
●ソベラーノJr. (CMLL/テクニコ)
15分40秒 カベルナリア
○バルバロ・カベルナリオ(CMLL/ルード)

▼「CMLLファミリータッグトーナメント2019」決勝戦 時間無制限1本勝負
○ドラゴン・リー(CMLL/テクニコ)/ミスティコ(CMLL/テクニコ)
14分5秒 デスヌカドーラ→片エビ固め
クアトレロ(CMLL/ルード)/●サンソン(CMLL/ルード)
※ミスティコ&リー組が「CMLLファミリータッグトーナメント2019」優勝

ミスティコ&ドラゴン・リーがクアトレロ&サンソンとの兄弟対決を制しファミリータッグトーナメント優勝!グラン&ゲレーロとの兄弟頂上対決へ!小島がテリブレからウエスタン・ラリアットで激勝!

第1試合


 田口はエジプトの雰囲気ただようファラオ姿で登場。BULLET CLUB陣はテンプラリオも交えてウルフパックポーズで結束を高め合う。
 ライガーと外道でゴング。外道がライガーのマスクに手をかけナックル連打のダーティファイト。ライガーは外道の顔面を蹴り上げ、掌底で倒し、飛び出してきたテンプラリオにも掌底。場外に逃れたテンプラリオに飛んでいくかと思いきやライガーは寸止め。かわりにアウダスが飛んでいく。これを見た田口も場外飛びを真似ようとするが、石森が足を引いて場外に引きずり出し、入り乱れての場外戦へ。
 リングに戻ったのは合うダストテンプラリオ。ここに石森も加わり、アウダスを2人でスパインバスターからのフェイスバスター。石森がフォールも田口がカット。今度は田口に標的を絞り、石森がその場飛びムーンサルトからフォールもライガーがカット。ここで外道が出てきてライガーのマスクに手をかけ、さらに石森とテンプラリオも加わって袋叩きに。
 さらに飛び出してきた田口に石森とテンプラリオが顔面かきむしりでたぐりのファラオマスクを剥ぎ取ってしまう。正体がバレてしまった田口は必死に素顔を隠そうとするが、BULLET CLUBは構わずコーナーに振ってトレイン攻撃。しかし田口はこれを避けてヒップアタック、ドロップキックで石森と外道を吹き飛ばし、さらにロープを背に座り込む2人へロープワークしながら交互にランニングヒップを連発。さらに石森を挑発して低空ドロップキックをスカさせると足を取ってオーマイ&ガーアンクル、これを抜け出した石森にさらにヒップアタック。場外に逃れたBULLET CLUB勢へライガーがアトミコ、田口がプランチャで飛んでいき、リング上はアウダスとテンプラリオへ。
 アウダスが619からスワンダイブミサイルキックを放つが、テンプラリオがドロップキックで対空射撃。さらにテンプラリオがアウダスをロープに振って追撃を狙うが、アウダスが飛び付いて変形腕十字で試合を決めた。

第2試合


 OKUMURAとともにセコンドの下田美馬が入場すると会場は大きく沸く。
 試合前にフォラステロがティタンをドロップキックで奇襲しゴング。リング上あhアンヘルとOKUMURA。軽やかなアームドラッグの駆け引きから足の取り合い。クリーンブレイクからアンヘルが自らマスクを脱いでアピール。さらに2人は素早いロープワークから打撃を打ち合い、場外に逃れたOKUMURAを狙ってアンヘルが飛んでいくフェイントでアピール。
 フォラステロとティタンのマッチアップ。互いに胸へチョップを打ち合い、ロークワーク合戦からティタンがヘッドシザースホイップ。さらに場外に逃れたフォラステロへ場外でフランケンシュタイナー。リング上ではOKUMURAとアンヘルがスピーディな攻防からコルバタ。2人は場外へ。
 入れ替わりにリングに戻ったフォラステロとティタンだが、フォラステロはティタンのマスクをはいでしまい、場外はブーイング。レフリーが引き剥がしている間にマスクを付け直したティタンだったが、OKUMURAとフォラステロの集中攻撃を受け、トレイン攻撃を受けてしまう。これを助けに入ったアンヘルも2人に捕まってしまいトレイン攻撃を受ける。さらにOKUMURAはアンヘルをコーナーに上げて雪崩式チンクラッシャー。さらにフォラステロが再びティタンのマスクに手をかけ、ティタンがひるむとコーナーに振って串刺しラリアット。しかしティタンも串刺しジャンピングラリアットでたりかえし、スワンダイブ式クロスボディ。フォラステロはティタンに突撃するが、ティタンはロープ越しにフランケンシュタイナーで場外に放り出し、追撃を狙うOKUMURAにはアンヘルがトラースキックからのムーンサルト。フォールも2。しかしOKUMURAは再びスワンダイブを狙うアンヘルを捕まえてグリーンキラー。さらにロークに走るが、アンヘルはカウンターのドロップキック。さらにアンヘルはサスケスペシャルで飛んでいく。
 リング上はフォラステロとティタン。フォラステロはコーナー上がりミサイルキック。フォールも2。さらにフォラステロはキックを放つが、ティタンはキャッチしてドラゴンスクリュー。その足を離さずそのままロックし、ティタニカで3カウント。

<試合後コメント>
OKUMURA&フォラステロ
OKUMURA「チクショー!」
(フォラステロがスペイン語でコメント)
OKUMURA「『今日負けたってまだ戦争は続いてるんだ』って。フォラステロはチャンピオンなんだよ!チャンピオン!タイトルマッチ、21日、絶対に借り返すから。そして俺もアトランティスJr.、絶対に絶対にアイツにいい顔させないから。デビューして今日で何試合目だ?シリーズ最終戦で8試合目だろデビューして。そんな奴らが24年以上やってるやつに勝てるわけねーだろ!」

第3試合


 風神と雷神が久々の登場。続いてヘナーレ、小島が入場すると、リング上で故・ブラックキャットさんの追悼と奥様から花束の贈呈が行われる。
 オリジナルロスインゴのテリブレとともにL.I.Jが入場すると、ゴング前から睨み合い。ロスインゴの面々は拳を合わせて結束を高め合い、小島とテリブレでゴング。
 小島がいきなりガットショットからチョップを仕掛けると、テリブレも応戦してチョップ。これに競り勝ったテリブレがアピールしてからロープに走り、ショルダータックル合戦。今度は小島がこれを制して胸筋をピクピクさせアピール。しかしテリブレもロープに走ってドロップキックを放ち、両者は顔を近づけて睨み合ってからタッチ。
 ヘナーレとBUSHIのマッチアップ。ヘナーレはBUSHIを無視して内藤に殴りかかるが、ロスインゴの面々に捕まってしまう。挑発に応えて内藤が出ていくと、内藤はヘナーレをいたぶっていくが、ヘナーレはカウンターのショルダータックル。さらにエルボーを放っていき、アームホイップ連発からボディスラムで雄叫びを上げる。さらにヘナーレはその場飛びムーンサルトを放ち、ヒザが内藤の顔面に直撃。しかしここで鷹木が出てきてヘナーレを吹き飛ばすと、内藤とヘナーレを残して場外戦へ。
 内藤はヘナーレをコーナーに追い詰めネックロック。しつこく絞り上げてからテリブレにタッチ。
テリブレはヘナーレをコーナーに押し付けチョップと張り手の連発。鷹木にタッチ。
鷹木はヘナーレをチョップで圧倒し、さらに串刺しラリアット、ブレーンバスターと連発からフォールも小島がカット。内藤にタッチ。
 BUSHIが不意打ちのミサイルキックでアシストしてヘナーレをコーナーに吹き飛ばすと、内藤は串刺し低空ドロップキック。内藤は踏みつけてポーズを決めながらフォールも2。内藤は足先でヘナーレの顔面を蹴り挑発していくと、ヘナーレはチョップで応戦。内藤はヘナーレの顔面にツバを吐いてからスイングDDTを狙うが、ヘナーレがこらえてブレーンバスター。風神にタッチ。
風神はロスインゴの面々を次々にドロップキックで倒すと、BUSHIにバックブリーカーからのネックブリーカーのコンボ。さらにブレーンバスターバチバチを狙うが、BUSHIが着地。ここに雷神が入ってきて2人でコンビネーションアタックでBUSHIを圧倒。そのまま雷神に代わりジャーマンを狙うが、BUSHIが回避し鷹木にタッチ。
 雷神と鷹木のマッチアップ。ぶつかっていく鷹木を受け止め雷神がブレーンバスター。さらにラリアットで正面からぶつかりあい、エルボー合戦。そのままパンピングボンバーを狙う鷹木を雷神が回避しロープに走りラリアット。しかし鷹木もパンピングボンバーを放つと両者ダウンからタッチ。
 小島とテリブレのマッチアップ。小島はテリブレをコーナーに押し付けマシンガンチョップ。さらに「行っちゃうぞバカヤロー!」からコーナーに上るが、テリブレは下から組み付いてデッドリードライブ。ここに内藤も入ってきてトレイン攻撃から内藤とBUSHIが小島の顔面に低空ドロップキック。ここへテリブレがダイビングボディプレスからフォールも2。テリブレは小島にパワーボムを狙うが、小島はナックルでこらえて着地しコジコジカッター。エルボーパッドを外して継承ウエスタン・ラリアットでカウント3を奪った。

<試合後コメント>
小島聡
「さあさあ。さあさあさあ。前哨戦に勝利することが出来たということは、本番にはちょっと厳しいとか言われてしまうけどさ。前哨戦で勝つと本番にはちょっと調子悪くなるとか、プロレスあるあるだけど、そんなことはねーんだよ。今の俺、この体見てくれよ。充実したこの顔と、この身体!見てくれよ!何も怖くないぞ!俺は今プロレスをものすごくエンジョイしてんだよ!こんな楽しい時間ねーんだよ!こんな痛くて大変だけど、こんな楽しい時間ねーんだよ。なあ?世界で一番プロレスを楽しんでるこの俺が必ずやまた明後日勝利して、もう一個、もう二個、もう十個くらい階段上って!メキシコでまたさらにトップ選手になっていきたいと思います!ありがとうございました!」

風神&雷神
風神「よし、OK!今日はね、小島さんが決めてくれたからね。さぁ、このFANTASTICA MANIAも終盤戦。俺はね、この1年に1回のお祭りをね、ただの遊びで終わらせるつもりはないから。そもそも、遊びでやってないから。今はね、何ていうの?風向きっていうか、矢印っていうか、チャンネルをね、このFANTASTICA MANIAに、メキシコに、ちょっとスイッチしてるだけ。合わせてるだけだから。闘いっていう本質は変わってないから。俺はね、いつだってさ、真剣だからさ」
雷神「そう、この前も言ったけど、俺達に残されているのはもう神に祈るしか無いんだよ。神に祈ってでもベルトに近づいてやる」

第4試合


 グランとJr.が対面するも互角に渡り合いブレイク。
 ゲレーロとアトランティスが慎重に握手。しゲレーロがマスクを脱いで素顔に。素早いロープワークをゲレーロが制すると、ロープに振っていくが、アトランティスがクロスボディでカウンターし、全員入り乱れての場外戦へ。
 リング上はグランとJr.。ゲレーロたちが飛び出してきたアトランティスのマスクをはぎにかかり、さらに連携ドロップキックで場外に叩き出す。ここにJr.も入ってくるが、グランがラリアットで倒してエプロンに寝かせるとゲレーロが低空ドロップキックで場外へ叩き出す。さらにゲレーロたちはアトランティスに狙いを定め串刺し攻撃を狙うが、アトランティスが回避。そこへJr.がミサイルキックでアシスト。場外に逃れたゲレーロたちに同時の場外飛びを狙うが、直前でやめてから改めて場外に出て乱戦へ。
 ゲレーロたちはアトランティスをロープ越しのヒップトスでリングに放り込むが、アトランティスは馬跳び式フランケンシュタイナーで放り捨て、場外にでた2人へアトランティス親子は次々にトペ・スイシーダで飛んでいく。
 リングに戻ったのはJr.とゲレーロ。Jr.はコーナーに上ったゲレーロに追いすがり雪崩式ブレーンバスターを狙うが、逆にゲレーロが持ち上げて前に雪崩式フェイスバスター。再びコーナーに上るゲレーロに追いすがり、Jr.はフランケンシュタイナーを狙うが、これをこらえたゲレーロが雪崩式パワーボム。フォールも2。ゲレーロはラリアットを狙うが、かわしたJr.が回転エビ固め。フォールも2。両者タッチ。
 アトランティスはグランの突撃を交わしてスクールボーイ。カウントは2。ラリアットを狙うアトランティスの腕を取ってローリングラリアット。フォールも2。さらにグランはロープに走るが、アトランティスはキャッチしてスパインバスター。さらにアトランティスはコーナーに上るが、ゲレーロが追いすがりコーナーに上がる。これをJr.がアシストし、親子で同時にクロスボディも2。これを返したゲレーロたちがロープに走り、同時にラリアット。これに対抗してアトランティス親子も同時にラリアット。ならばとゲレーロたちは同時にスパインバスターから同時に丸め込みも2。これを抜け出したアトランティスはコーナーに上がり、場外へクロスボディで飛んでいく。勝負はJr.とグランに託されたが、最後はグランがパッケージドライバーの形で持ち上げてから跳ね上げて叩きつけるシットダウン式パワーボムでJr.からカウント3を奪った。

第5試合


 先発はボラドールとカリスティコ。しっかりと握手を交わしてからリングを周り、ボラドールはマスクを脱いで素顔に。両者はすばやりロープワークを見せ、カリスティコが飛びついてフランケンシュタイナーで場外に投げ捨てる。ここれフライヤーが入ってきてカリスティコを場外に放り出すとアトミコで飛んでいく。ナマハゲが追撃を狙うが、フライヤーはすばやくリングインし、アームホイップでナマハゲを場外へ。フライヤーは場外へ追っていき、場外でコルバタ。
 ナマハゲが先にリングに上がり、ロープをまたいでフライヤーがリングインしようとするとロープを蹴って股間を攻撃。そのままナマハゲはフライヤーをコーナーに上げてマスクをはぎにかかり、コーナーに宙吊りにしてカリスティコとともに顔面にガットショット連打。さらにナマハゲとカリスティコはフライヤーをコーナーに振って串刺しラリアット、トラースキック。そしてナマハゲが不思議な動きをして混乱させてからダブルのエルボー、続けてカリスティコがナマハゲを持ち上げてプレスさせフォールも2。
 リング上はボラドールが入ってくるも、ナマハゲがスパインバスターで倒してカリスティコがエプロンからローリングセントーン。ナマハゲは余裕でコールを煽り、カリスティコとともにボラドールをロープに振っていくが、ボラドールはハンドスプリングエルボーで2人まとめて攻撃し、フライヤーがコーナー上からミサイルキックで追撃。2人は場外に転がりでたナマハゲとカリスティコを追って場外戦へ。
 先にリングに戻ったカリスティコは寝転がってボラドールとフライヤーを待ち受け、上がってきたボラドールにカリスティコが突撃するが、ボラドールは延髄斬りでカウンターしスワンダイブ式クロスボディ。さらにカリスティコのハンドスプリングバックエルボーをキャッチして叩きつけフォールも2。カリスティコはコーナーに上るが、ボラドールは下から延髄斬り。さらに自らも同じコーナートップに経ってからの飛びつき雪崩式フランケン。ここにナマハゲが入ってきてボラドールに追撃を狙うが、ボラドールは変形の巴投げで高々とナマハゲを投げ捨て、場外に逃れたナマハゲへトペ・コンヒーロ。
 リング上はフライヤーとカリスティコ。フライヤーはカリスティコに飛びついてフランケンシュタイナーで放り投げてから突撃するが、カリスティコはカウンターで飛びついてラ・ミスティカで捕らえると即座にタップを奪った。

第6試合


 ゴングと同時にバルバロが突撃し打撃でソベラーノを打ち倒すとロープに振ろうとするが、ソベラーノは振り返し際にドロップキック。一旦離れて素早いロープワークから制空権を奪い合い、バルバロがアームホイップでソベラーノを場外に放り出すが、ソベラーノはすばやくコーナーに駆け上がってミサイルキック。場外に出たバルバロにソベラーノはトップロープ越しにムーンサルトで飛んでいき、リングに戻してフォールも2。
 ソベラーノはバルバロをコーナーに押し付けて強烈なチョップ。しかしバルバロもお返しに串刺しラリアットから押し付けてチョップ。さらにバルバロはカリスティコをコーナーに上げると、下から飛びついてコードブレイカー。
 バルバロはコーナーマットを外して1つのコーナーを金具むき出しにし、ソベラーノをそのコーナーに上げて雪崩式のバッククラッカー。バルバロはBTボムでコーナーにソベラーノを叩きつけ、さらに正調BTボムを狙うが、ソベラーノは投げられ際にフランケンシュタイナー。バルバロはひるまずソベラーノをエプロンに出して場外への雪崩式ジャーマンを狙うが、ソベラーノはなんとか回避。バルバロはコーナー隅のロープ間を2本抜けてのトペ・スイシーダ。リングに戻してコールを煽り、スワンダイブ式の高度あるリバーススプラッシュ。フォールも2。さらにバルバロはコーナーに上がり、旋回式ボディプレスを放つが、ソベラーノは回避してフォールに入るがカウントは2。
 自爆して大ダメージを追うバルバロにソベラーノは勝負を仕掛け、顔面にブート。吹き飛んだバルバロはWORMのようにのたうち回ってから立ち上がり余裕をアピール。しかしソベラーノはコーナーに上がってきりもみ式にトルニージョのような形でぶつかっていき、バルバロをセカンドロープにくくりつけて上からムーンサルトで押しつぶす。さらにコーナーに振っていくが、バルバロはブーメラン式にミサイルキックを放ち、さらにもう一発ミサイルキックを放っていくが、ソベラーノがキャッチしてそのままパワーボム。ソベラーノは改めてパワーボムで叩きつけてフォールも2。ソベラーノはコーナーに上って飛びつきフランケンシュタイナーを狙うが、バルバロはキャッチしてパワーボムで叩きつけ、顔面にナックル。さらに突撃するバルバロを延髄斬りでカウンターすると、場外に出たバルバロへ、ソベラーノはコーナートップから場外へきりもみ式にトルニージョのような形で飛んでいく。
 満身創痍でリングに戻った両者だが、バルバロはセカンドロープを踏み台にエプロンのソベラーノにドロップキックで場外に叩き出すと、コーナートップから場外へかなりの長距離を飛んでダイビングヘッドバッド。
 場外カウントギリギリで戻った2人は、膝立ちのままエルボーで打ち合い、立ち上がってチョップ合戦。これを優勢に進めたバルバロがロープに走るが、ソベラーノがキャッチして高速パイルドライバー。フォールも2。ソベラーノはバルバロをロープに振っていくが、バルバロは飛びついて回転エビ固めを狙う。これをこらえたソベラーノが叩きつけフォールも2。さらに走るが、バルバロは組み付いてヘッドシザースの形のまま頭頂部から突き刺すドライバー。なんとかこれを返したソベラーノはコーナーに上がり、ムーンサルト。バルバロはこれをかわし、ソベラーノは着地するが、バルバロが即座に背後から組付き、カベルナリアで激しく揺さぶるとソベラーノは無念のタップ。

第7試合


 ミスティコ、ドラゴン・リーが入場してリング外を回っているところへ、クアトレロとサンソンが同時にトペ・スイシーダで飛んでいき奇襲からゴング。
 そのまま場外戦に突入し、観客席になだれ込んでのイス攻撃など乱戦に。これを優勢に進めたクアトレロらがリーを集中攻撃し、リング上でリーの腕を絞り上げてからジャーマンを狙うが、リーは着地しスパニッシュフライ。ミスティコにタッチ。
 ミスティコは即座にコーナー上からクロスボディ。さらにきりもみ式の延髄斬りでサンソンを倒し、クアトレロをフランケンシュタイナーで場外に放り捨てると、ノータッチトペ・コンヒーロ。さらにリングに戻してスワンダイブ式ローリングセントーン。フォールも2。ミスティコはサンソンにフランケンシュタイナーを狙うが、こらえられると回転エビ固めへ。ここにクアトレロがアシストに入り、ミスティコを集中攻撃。2人はミスティコを串刺しラリアットから2人で持ってのサイドバスター。フォールも2。
 リーに代わるも、クアトレロとサンソンは2人でスパインバスターからトラースキック。さらにサンソンが追い打ちをかけ、ミスティコの腕をロープにくくりつけて絞り上げ、走り込むがリーが飛び込んできてアシスト。場外へ出た2人へ、ミスティコがトップロープとセカンドロープを上げ、その間をリーが飛んでいく。さらにミスティコも場外に飛んでいき、一転攻勢。
 リーはサンソンをリングに上げミスティコとともにコンビネーション低空ドロップキックのバリエーションを見せる。さらにミスティコがその場飛びムーンサルトからフォールも2。ミスティコはコールを煽り、クアトレロを起こしてチョップ合戦へ。ミスティコは日本語で「モウイッカイ!」とコールを煽っててさらに打ち合うが、クアトレロの打撃を交わして飛びついてDDT。両者タッチを求めるが、なぜか互いに応じず。
 クアトレロとミスティコは再びチョップでバチバチと打ち合い、互角と見るやクアトレロはエルボー連打。ミスティコはトラースキックでやり返すが、サンソンがコーナーから飛んできてプレス。救出に来たリーも一蹴するが、リーは「イッチャウゾバカヤロ!」と叫んで串刺しドロップキックで2人まとめて吹き飛ばす。そのままリーとクアトレロがエルボーで打ち合い、リーがVトリガーからコルバタで場外にクアトレロを放り捨てるが、即座にサンソンがリーを場外へ叩き出す。ここへミスティコがスワンダイブ式でサンソンにフランケンシュタイナーを狙うが、サンソンはキャッチしてこらえてパワーボムで叩きつける。サンソンはミスティコをアルゼンチンコースターで叩きつけてフォールもリーがカット。
 サンソンはリーを場外に叩き出し、ミスティコをコーナーに上げて雪崩式ブレーンバスターを狙う。これをミスティコが堪えると、リーがエプロンからドロップキックでアシスト。ミスティコは場外のクアトレロにムーンサルトで飛んでいき、リーはサンソンへパタダス・エネル・ペチョ(ロープに吊り下がった相手へのフットスタンプ)。さらにジャンピングニーからリーがデスヌカドーラでマットに突き刺しカウント3を奪った。
 これにより、CMLLファミリータッグトーナメント2019優勝を果たした。

 ここで昨年のファミリータッグトーナメントの覇者であるグランとゲレーロがマイクを持ってリングに上がり、20日に対戦することが決まったミスティコとリーへ「よくぞここまで上り詰めた。しかし勝つのは俺たち兄弟だ!」と宣戦布告し、ゲレーロも「去年と同じ結果になるだろう。俺たちはチャンピオンであり続ける!なぜなら俺たち兄弟はレベルが違うからだ!」と勝利宣言。
 ゲレーロたちがポーズを決めると、ミスティコとリーも同時にポーズを決めて返礼し、リーがマイクを取る「コンバンハ!俺のホームである日本で勝てて嬉しい。ここにいる全員を愛している!俺と兄を応援してくれて嬉しい。日曜日は俺たちが絶対に勝つ!」と宣言。ミスティコは「マタコンド!アイシテル!トーキョー、ハポン!アリガトウゴザイマス!」と日本語を交えて感謝を述べる。
 最後は2人で“ミスティコポーズ”を決めてからコーナーに上がりアピール。観客はこれを祝福した。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

月別

ページ上部へ戻る