選手大量離脱に続き現役王者が引退を発表!老舗女子プロレス団体に大打撃!

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 4日、アイスリボン道場で緊急会見が行われ、ICE×∞王者である春輝つくしの引退が発表された。

 アイスリボンは現在恒常的に興行を行っている女子プロレス団体の中で一番老舗の団体であり、当時はMixi発の女子プロレス団体として話題になったほか、キッズレスラーを大量に輩出した事で賛否両論を生んだ。
 2006年当時9歳でデビューしたりほ(現:里歩/AEW)や13歳でデビューした牧場みのりなどに続き、つくしは2010年に12歳でプロレスデビュー。藤本つかさとのタッグチーム“ドロップキッカーズ”では団体の垣根を超えて活躍し、“飛翔天女”豊田真奈美からジャパニーズ・オーシャン・スープレックス・ホールドも継承するなど女子プロレス界での地位を確立していった。昨年11月についに団体のシングル王座であるICE×∞王者となり「今は胸を張って言えるようになりました。自分がアイスリボンを引っ張っていきます!」と宣言していたが、それからわずか4ヶ月での引退発表となった。
 アイスリボンは昨年末にタッグ王者組を含む8選手の大量離脱が起きており、このタイミングでの現役王者引退は団体にとってさらなる痛手となる。

 会見に出席したつくしは「小学校6年生、12歳でプロレスデビューをして、今日に至るまで12年間、人生の半分をプロレスラーとして過ごしてきました。引退理由としましては、高校時代に選択授業で教育を受講し、児童教育の仕事に興味がわきました。ですが、その頃の自分にはプロレスを続けるという選択しかなかったです。今年25歳を迎えます。プロレス以外にも色んな事にチャレンジをしてみたい、自分の可能性を試してみたい、そういう思いが一年以上前から芽生えるようになりました。大好きなプロレスを続けたいという気持ちもありますが、プロレスの外の世界を見てみたい、そういう気持ちが強くなったのが理由です」と思いを語り、豊田真奈美からも『若くて体が元気なうちにやりたいことを私はできなかったから、次の目標があることはすごい事だと思うから頑張ってね』と後押しをされたという。

 引退試合は5月4日の横浜武道館大会となり、その前に4月3日新木場1stRingにて最初で最後の自主興行『ハルカゼ~12年の想いを込めて~』を開催するとのことだ。

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