大仁田厚と西村修が完全決裂し、邪道VS無我の全面抗争へ! 7・17に大阪史上最大級の電流爆破で決着戦

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 ファイヤープロレス(オフィスラディ主催)が6月1日、東京・巣鴨のプロレスショップ「闘道館」で記者会見を開き、大仁田厚と西村修が完全決裂し、邪道VS無我の全面抗争がぼっ発。7月17日、大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場大会で、大阪史上最大級の電流爆破デスマッチで決着戦を行うことになった。

 大仁田と西村は4月30日の松江大会で初タッグを結成し、好連係も見せた。ところが、5月1日の広島大会では大仁田の毒霧攻撃が西村に誤射。その後、西村が電流爆破バットを手に、対戦相手のデビルマジシャンを殴ろうとするも、かわされて大仁田に誤爆。これが起因となって、大仁田がデビルマジシャンに3カウントを奪われてしまった。

試合後、大仁田は「西村さんよ、やっぱり邪道と無我は合わないかな? いつかオマエと戦ってやるぜ!」とアピール。無言で控え室に戻った西村は「こうなったら戦うしかないと思ってしまう部分があった。私にしても、無我を再結集させて、全面抗争で闘いたいという闘志に火がついた部分がある。無我は今でも一心同体。みんなつながってますから」とのコメントを残していた。

 ところが、この日の会見で同団体から発表された7・17大阪のメインカードは大仁田、西村、岡田剛史組VSミスター・ポーゴ、怨霊、デビルマジシャン組で、大仁田と西村は再びタッグを組むことになった。

 大仁田は首を傾げながら開口一番、「水と油。マッチメイクは提示されてますが、僕らはもう組めない」と拒絶。公務のため、約5分遅れで会見場に姿を見せた西村は「初めて大先輩と組ませていただいて、松江では感極まって涙しか出ないような感想で。何度も誤爆があって、予期せぬことで。この先、組ませていただくのか、対極にいってしまうのか・・・」と言葉を濁した。

 これを聞いた大仁田が「組まないって言ってるじゃん。コメント見たんだよ。レスラーにはレスラーの意見があるし・・・」と言うと、西村は「だとしたら対極に立つしかない。そしたらこちらも覚悟です。どんどん仲間を増殖させて、私がコメントしたことを実行したい。大阪は軍団抗争で、無我対邪道でやりましょう」と返答。

 大仁田が「(電流爆破は)俺らの方が慣れてる。無我は終わりになる」と言えば、西村は「それはこっちも同じことを申しましょう。30年以上の大ベテランを全員揃えて、大阪に行きます。命張って大阪に乗り込みます」と臨戦態勢。

 退席しようとする西村に対し、大仁田は「ちゃんと無我の人間連れてこいよ。西村さんよ、俺たちには俺たちに生き方がある。俺たちは這い上がった人間だ。これしかできない不器用な人間です。無我と邪道じゃ全く生き方が違う」と吐き捨てると、西村は「大阪で決着つけましょう。楽しみにしてます」と言って去って行った。

 両者の意向を汲んで、同団体では当初決まっていたカードを白紙に戻して、邪道軍VS無我軍のタッグマッチにカードを変更することを決定(大仁田、西村のパートナーは後日発表)。試合形式は大仁田の要望により、史上初のダブル電流爆破ロケット+αデスマッチとなり、大阪では史上最大級の電流爆破戦が行われることになった。

 また、西村が会見場を後にすると、メインから外れることになったポーゴが現れ、大仁田から「オマエのマッチメイクないぞ!」と突っ込まれると、「だったら、俺はダブルメインでファイアー棺桶爆破デスマッチをやる。試合内容では絶対負けない!」とアピール。

 この結果、大阪大会ではダブルメインイベント第1試合でポーゴが出場するファイアー棺桶爆破デスマッチ(カードは未定)、同第2試合で邪道軍VS無我軍の電流爆破戦が行われることになった。

 なお、同大会のセミファイナルでは児玉裕輔、アンディ・ウー組VS SUGI、RAICYO組の一戦が組まれた。

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