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Androidタブレットの逆襲なるか、iPad対抗のコスパモデルが販売好調

 全国の家電量販店ECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年3月のタブレット端末の販売台数は前年同月比93.6%。2月に続いて前年割れとなった。


 メーカー別の販売台数前年同月比をみると、アップルが82.3%、ファーウェイが44.7%と不調。一方でレノボは307.0%と絶好調で、販売台数シェアでもファーウェイを抜いて2位に浮上。4位のNECも138.6%と上昇しており、ファーウェイを射程圏内に捉えている。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、アップルの「iPad Air Wi-Fi 64GB」がトップ、同シリーズの256GBモデルが2位を獲得。コスパに優れる第8世代iPadがそれに続いている。

 Android勢ではファーウェイの「MediaPad T5」「MediaPad M5 lite」、レノボの「Lenovo Tab M10 HD(2nd Gen)」、NECの「NEC LAVIE Tab E TE510」がベストテン圏内にランクイン(「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はChrome OS搭載モデル)。コスパを武器に販売を伸ばしており、今後の市場動向を左右する存在として注目したい。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。