大型乗り女子がスズキの「GSX-R125 ABS」と「GSX-S125 ABS」を乗り比べてみた【PR】

2022年7月に発売されたスズキ「GSX-R125 ABS」と「GSX-S125 ABS」を、バイクタレントとして活躍中の桜井つぐみさんに乗り比べしてもらいました。普段は大型バイクも乗りこなす彼女、しかしそれゆえの落とし穴も……。

スズキ「GSX-R125」「GSX-S125」をじっくりチェック! 身長157cmの女子ライダーにも易しい「足つき」

「つぐみらいだー」こと桜井つぐみです。今回は、2022年7月に発売された新モデル、スズキ「GSX-R125」と「GSX-S125」の乗り比べをすべく、私と同じ女子バイク乗りの小野木里奈さんと軽井沢までツーリングに出かけてきました。

スズキ「GSX-R125」と「GSX-S125」の試乗をした筆者(桜井つぐみ)

 スポーツモデルのGSX-R125に対して、GSX-S125はネイキッドモデルとなっています。スズキらしさ全開のトリトンブルーメタリックが鮮やかでかっこいいですよね。

 そしてその存在感、125ccと思えないほど堂々と大きく見えるのです。大袈裟かもしれませんが、遠目からだと中型バイクと見間違えてしまいそうなほどでした。

スズキ「GSX-S125」は、125ccのバイクと思えないほど堂々と大きく見える

 ここで少し自己紹介させてください。私こと桜井つぐみはバイクの大型免許を持っていて、普段は愛車のスズキST250 Eに乗っています。バイクに乗り始めたのは、父と大好きな『仮面ライダー』の影響で、最近はリアル仮面ライダーになるためオフロードバイクの修行も始めました。

 ただ、私は身長が身長157cmなので、大きなオフロードバイクとなると片足をつくのもままなりません。その点、GSX-R125とGSX-S125はその見た目に反してシート高が785mmと、私にも安心なサイズです。

「GSX-S125」の足つき。片足だと余裕あり
「GSX-S125」の足つき。両足を着くと指が曲がるくらい
「GSX-R125」の足つき。前傾姿勢でも片足だと余裕あり
「GSX-R125」の足つき。両足を着くと指が曲がるくらい

 乗車姿勢は、Rが前傾なのに対してSは上体が起き上がった姿勢で、そうなると足つきも違ってくるかなと思いましたが、どちらも両足の指が曲がるくらいでした。両足が着くとやっぱり安心しますよね!

 この2台なら、急停車せざるを得ないシチュエーションでも片足ですぐに対応できそうです。車重はRが137kg、Sは135kgとほとんど同じで、とても軽いので跨った状態での引き起こしも楽々こなせます。自転車とまではいきませんが、運転中の取り回しも苦戦することなく簡単でした。バイクが重いとツーリング以前に疲れてしまいますよね。

 スズキGSX-S125とGSX-R125の車体色を見る 

「GSX-R125」と「GSX-S125」それぞれの推しポイントをチェック

 ハンドルは、GSX-R125がセパレート、GSX-S125がバーです。このRのセパレートハンドルは、私的に推しポイントとなりました。

「GSX-R125」はセパレートハンドルで前傾のライディングポジション

 これまで私が乗ってきたセパレートハンドルのバイクは、ハンドルの切れ角が小さいものが多く、小回りやUターンでよく苦戦していました。時には立ちゴケしそうになって、結構なトラウマです。ところがGSX-R125はハンドルが大きく切れ、最大限に切ってもタンクとの間に手のひらひとつ分の余裕がありました。本当に感動です!

「GSX-R125」のタンクはハンドルが切れるようにえぐられたデザイン
「GSX-R125」はセパレートハンドルでもハンドルが大きく切れて安心

 その操作性はSも負けていません。バーハンドルなので大きく切れますし、ハンドルを握りつつもウィンカーなどのボタンに指が届きやすいので、急なスイッチ操作にもすぐ反応できます。

 さらに、RとSは共にメインキーにいたずら防止のためのシャターが装備されています。キーシリンダーの下にあるツマミを押し上げると、シリンダーのシャッターが閉じて鍵穴が見えなくなるというものです。以前乗っていたスクーターも鍵穴のシャッターが付いていたので、なんだかエモいというか懐かしい気持ちになりました。

メインキーのいたずら防止シャッターはオープナーを使って開ける
メインキーとオープナーがセットになっている

 さて、軽井沢の街中を走っているとなにやら違和感を覚えました。意識してあたりを見回すと、コンビニやガソリンスタンドの看板が地味というか、茶色やモノトーンで統一されていたのです。

スズキ「GSX-R125」での街の散策も楽しい

 気になって調べてみると、景観条例というものがあるらしく、お店の看板に原色(赤、黄、緑、青など)が使えないように決められているとのことでした。以前、京都旅行に行った時にも同じような景色を見たことがあったので、観光地や趣のある土地では「あるある」なのかもしれませんね。

軽井沢ではイワナの塩焼きをいただきました

 現地ではイワナの塩焼きをいただきました。水の綺麗な軽井沢のお魚は身がホックホクでとっても美味しかったです。

【画像】スズキGSX-S125とGSX-R125のディティールをチェック!

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