コンテンツにスキップする
Subscriber Only
Photographer: Victor J. Blue
Cojp

ウーバーが上場先にNY証取を選択、今年最大規模IPOか-関係者

  • 4月に公式なIPO申請行う見込み-最大約13兆円評価額も
  • ライバルのリフトは来週ナスダックに上場する予定

配車サービスで米最大手のウーバー・テクノロジーズは、年内に実施する見込みの新規株式公開(IPO)で上場先としてニューヨーク証券取引所(NYSE)を選択した。詳細が公になっていないことを理由に事情に詳しい関係者1人が匿名を条件に明らかにした。

  ウーバーは公式なIPO申請を4月に行う見込みで、同社の価値を最大1200億ドル(約13兆2900億円)と評価する今年最大規模のIPOとなる公算が大きいと、複数の関係者がこれまでに語っていた。そのような評価額に基づくと、公開株式が全体の約16%以上となれば、新規上場の規模として史上5位以内に入る。ウーバーの広報担当者はコメントを控えている。

  業界2位の米リフトはナスダック・グローバル・セレクト・マーケットに来週上場する。

  両社は昨年12月の同じ日にIPO申請書類を非公表の形で米証券取引委員会(SEC)に提出したが、その後はリフトの方が手続きで先行している。リフトは今週、IPOのロードショー(投資家向け説明会)を開始した。

原題:Uber Is Said to Pick New York Stock Exchange for 2019 Mega IPO(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE