【NY外為】ポンド下落、英選挙控え警戒-米中関連材料で円上昇
Alyce Andres
更新日時
6日のニューヨーク外国為替市場ではポンドが下落。英総選挙関連の最新世論調査で与党保守党のリード縮小が示されたことを受け、幅広い通貨に対して下げた。円は終日堅調。米中首脳による貿易合意の署名は12月にずれ込む可能性があると、関係者が明らかにした。
- ブルームバーグ・ドル・スポット指数は横ばい。狭い値動きに終始した
- 米中貿易関連の報道を受けて高リスク通貨が伸び悩み、円は上昇。ポンドが下げ、ドル指数はこの日の高値を付けた
- トランプ米大統領と中国の習近平国家主席による部分的貿易合意の署名は12月になる可能性がある-関係者
- 米金融当局は今年の利下げで「リスクマネジメントを考慮に入れた適切な調整を図った」-シカゴ連銀のエバンス総裁
- 現在の金融政策はやや緩和的と、ウィリアムズNY連銀総裁は発言
- ニューヨーク時間午後4時41分現在、ドルは対円で0.1%安の1ドル=109円01銭
- 米中合意がずれ込む可能性に反応し、円は一時1ドル=108円82銭に上昇
- 米10年債利回りは低下
- ポンドはドルに対し0.2%安の1ポンド=1.2855ドル
- 世論調査結果の発表後、1.2844ドルまで下げた
- 英イングランド銀行は7日に政策を発表
- ユーロはドルに対して0.1%安の1ユーロ=1.1067ドル
- 1.1100ドルが上値抵抗水準
- ユーロはポンドに対し反発
- 北欧通貨はドルに対し上昇。スウェーデン・クローナは一時0.6%高
原題:Cable Falls on Polling Jitters, Yen Firms on Trade: Inside G-10(抜粋)
(相場を更新し、情報を追加します)
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