ユーロ圏景況感、12月は上昇-新型コロナ対策強化でも製造業は底堅く
Alexander Weber
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ユーロ圏の景況感指数は昨年12月に上昇した。新型コロナウイルスの感染再拡大によって欧州全域で厳しい制限措置が講じられているにもかかわらず、特に製造業が底堅さを見せた。
欧州委員会が発表した12月のユーロ圏景況感指数は90.4と、前月から2.7ポイント上昇した。特に消費者信頼感や鉱工業景況感が支えた。雇用も11月から改善した。
ユーロ圏のインフレ率は前年比0.3%低下と、4カ月連続で同じ数値となった。食品やエネルギーなどを除くコアインフレ率は引き続き過去最低の0.2%上昇だった。
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12月のユーロ圏鉱工業景況感・消費者信頼感:統計概要(表) |
12月のユーロ圏消費者物価指数:速報値(表) |
原題:Euro-Area Economic Confidence Rises Despite New Virus Curbs (1)(抜粋)
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