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LME銅反発、需要への楽観的な観測広がる-アルミは値下がり

20日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は反発。米金融当局による資産購入の段階的縮小の可能性や中国の原料価格抑制の取り組み強化にもかかわらず、需要の底堅さは続くとの観測が背景にある。

  株高に加え、先週の米新規失業保険申請件数が新型コロナウイルス感染がパンデミック(世界的大流行)となって以降の最少を更新したことで、センチメントが改善。ドル安も金属価格の押し上げ要因となった。

Prices recover on expectations of strong demand

  LMEの銅相場は0.5%高の1トン=1万48ドルで終了。一時1.8%高まで上げた。前日は3.9%安と、昨年10月1日以来の大幅安となっていた。他の大半のLME金属も上昇したが、アルミニウムは下落した。

原題:
Copper Rebounds as Demand Optimism Overcomes Fed, China Concerns(抜粋)

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