ゴールドマンが中国でＩＣＢＣとウェルス合弁設立、当局が承認
Bloomberg Newsゴールドマン・サックス・グループは中国国内でウェルスマネジメント合弁事業を設立する計画について、同国当局から承認を得た。
合弁パートナーの中国工商銀行（ＩＣＢＣ）とゴールドマンの25日の発表によると、合弁の出資比率はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが51％、残りをＩＣＢＣのウェルス部門が保有する。ＩＣＢＣは総資産で世界最大の銀行。
ゴールドマンは中国に巨額の投資を続けており、中国の従業員数を倍増させる計画がある。今年最初の４カ月間ではＭ＆Ａ（企業の合併・買収）担当者約70人を含む320人を追加採用し、前例のないペースで人員増強を進めている。
Wealth Spike
China asset management industry could oversee as much as $30 trillion in 2023
Source: Oliver Wyman
Note: asset management defined broadly includes bank wealth management products, mutual funds, Futures AM, Securities AM, Trust, private funds, insurance AM
ＩＣＢＣは支店数が１万6600余りに上り、昨年末時点で個人顧客数は６億8000万、個人の運用資産残高は16兆元（約271兆8000億円）に達する。同行との新たな提携は、ゴールドマンの商品販売網と富裕層顧客へのアクセス強化に役立ちそうだ。
原題：Goldman Forms Wealth Venture With China’s Largest Bank (2)、Goldman Forms Wealth Venture With China’s Largest Bank (1)（抜粋）
