【新型コロナ】ホーチミン市、2週間の規制措置延長を検討との報道
Bloomberg News-
英首相、イングランドの制限措置解除を4週間先送りか
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マレーシア、感染者4000人下回れば制限措置見直しも-スター紙
ジョンソン英政権は、インドで最初に見つかった新型コロナウイルス変異株の一種である「デルタ株」による感染急増を受け、21日に予定していたイングランドの制限措置の解除を先送りする見通しだ。複数の当局者によると、ジョンソン首相は14日夜、最長4週間の延期を発表する見込みだという。
英南西部コーンウォールで3日間開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)は13日、首脳宣言を採択し閉幕した。向こう1年間に少なくとも10億回分の新型コロナワクチンを途上国に提供することなどが盛り込まれた。ただ実際に新たに公約された分は6億1300万回分にとどまった。
G7、実際の約束はワクチン10億回分に届かず-持たざる国の存在露呈
ベトナムのホーチミン市保健当局は市政府に対し、社会的距離の規制措置を15日から2週間延長するよう勧告した。ベトナム紙トゥオイチェーが14日午前の会合からの情報を引用して伝えた。
米アップルはコロナワクチン接種を受けた顧客について、来週から多くの米店舗でマスク着用の義務を免除する計画だ。事情に詳しい関係者によれば、同社はリテール店舗の従業員に対し、変更の予定について伝え始めた。
米テキサス州ヒューストンの連邦地裁のリン・ヒューズ判事は12日、同市を拠点とする病院グループ「ヒューストン・メソジスト」からワクチン接種を義務付けられた職員の一部が異議を唱えて起こした訴訟を退けた。ワクチン接種義務をナチス時代の強制収容所で行われた人体実験と同一視するような原告の主張は非難に値すると断じた。
米国の累計のコロナ死者数は60万人に接近している。ただ、新規感染者と死者数の伸びは全国的に鈍化傾向が続いている。1日の死者数はピークだった2月の5000人超からここ1週間は平均300人程度に減少している。
マレーシアは1日当たりの新規感染者が4000人を下回った場合、現在の全国的ロックダウン(都市封鎖)下で実施している制限措置を緩和する可能性について検討する。同国紙スターが国防相を引用して報じた。
マレーシア、1日の感染者4000人下回れば制限措置見直しも-スター紙
南アフリカは200万回分のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製コロナワクチンを廃棄する。ラマポーザ大統領が明らかにした。米食品医薬品局(FDA)が11日、南ア向けワクチンの原料がボルティモア工場での製造過程で汚染されていた恐れがあると判断したためだ。感染第3波が勢いを増す中で大きな打撃となる。
英国では5日連続で新規コロナ感染者が7000人を超えた。13日に報告された新規感染は7490人と1カ月前の1日当たりの数値の2倍を超えた。
トランプ前米政権で食品医薬品局(FDA)長官を務めたスコット・ゴットリーブ氏は、メッセンジャーRNA(mRNA)技術を利用した新型コロナワクチンと心筋炎が関連している可能性を検討する予定の米疾病対策センター(CDC)予防接種諮問委員会(ACIP)の18日の会合に先立ち、関連性に否定的な見解を示した。ゴットリーブ氏はファイザーの取締役を務めている。
アブダビは英国を「グリーンリスト」から除外した。英国からの旅行者は到着時に隔離を義務付けられることを意味する。アブダビが13日に更新した同リストからは英国とタジキスタンが除外された一方、マルタが追加された。
ブラジル中央銀行のカルロス・ランゴーニ元総裁が13日、新型コロナウイルスによる合併症で死去した。76歳だった。地元メディアが伝えたもので、ランゴーニ氏は昨年12月から治療を受けていたリオデジャネイロの病院で亡くなった。同氏は1980年から83年まで中銀総裁を務め、ブラジル経済の安定をもたらしたことで評価された。ゲジス現経済相に近いことでも知られていた。
米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は1億7580万人、死者数は379万人をそれぞれ超えた。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計23億5000万回を上回った。
原題:U.K. Set to Extend Covid Rules; G-7 Backs Olympics: Virus Update; Biden Raises Lab Leak Theory; G-7 Falls Short: Virus Update; Johnson Switches From G-7 Host to Bearer of Bad Covid News (1)(抜粋)