米中古住宅販売成約指数、約1年ぶり大幅上昇-低金利と物件増で
Augusta Victoria Saraiva、Olivia Rockeman
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5月の米中古住宅販売成約指数は、予想に反して約1年ぶりの大幅上昇となった。ローン金利の低さに加え、販売物件が増えて需要を押し上げた。
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成約指数の持ち直しは、価格が過去最高水準にある中でも住宅への需要が堅調を維持していることを示唆する。さらには経済活動の再開と、差し押さえの一時停止措置が終了することも、年末にかけて物件の増加を促す可能性がある。
統計の発表元である全米不動産業者協会(NAR)のチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は発表文で、住宅ローン金利の低下が住宅市場に買い手を引き寄せていると指摘。このところの株式相場上昇にも支えられ、買い手の関心は引き続き強いとの見方も示した。
5月は全米4地域で指数が上昇。中でも北東部と西部の伸びが目立った。
原題:Pending Home Sales in U.S. Increase by Most in Nearly a Year(抜粋)
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