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東京都で新たに1149人の新型コロナ感染確認、半年ぶり高水準

更新日時
  • 7日間移動平均は前週比で130.3%に-重症者は54人
  • 菅首相はバッハIOC会長と会談、感染対策の徹底を要請

東京都は14日、新たに1149人(前日830人)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1月22日(1184人)以来の高水準。

  発表によると、感染者の直近7日間移動平均は823.3人(前日790.6人)で前週比130.3%(同131.3%)となった。重症者は54人(同58人)。

  東京都では、12日から8月22日までの予定で4回目となる緊急事態宣言を発令していた。東京五輪は宣言下で開催する。菅義偉首相は国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談し、選手や大会関係者に感染防止対策の徹底を求めた。

  加藤勝信官房長官は記者会見で「引き続き新規感染者数の動向を注視しながら感染対策をしっかり進めていきたい」と述べた。国立感染症研究所の脇田隆字所長は人流や接触の機会を減らすため、来週後半の4連休では外出を控え、「なるべく家でオリンピックの観戦をしていただくことが重要だ」と述べた。

東京都のコロナ感染状況

新規感染者数

出所:東京都

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(菅首相らの発言を追加し、更新しました)
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