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アップル、米小売店の大半で再びマスク着用義務-顧客とスタッフ対象

  • 新型コロナ感染再拡大で29日にマスク着用義務を復活
  • 小売店スタッフにワクチン接種を奨励、現時点で強制はせず

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アップルは新型コロナウイルスの感染再拡大に対応し、米国の大半の小売店の顧客とスタッフを対象にマスク着用義務をワクチン接種完了者も含めて29日に復活させる計画だ。

  ブルームバーグが入手した文書によれば、アップルは28日にこの措置を小売店スタッフに通知した。アップルは既に今月、特定の店舗従業員にマスク着用を求め、オフィス復帰の期限を延期していた。また、少数の国では現地のガイドラインに基づき顧客にマスク着用の要請を始めていた。

  今後は同社の米国内店舗約270カ所の半数以上で買い物客と従業員に再びマスク着用が義務付けられる。同社は感染者の増加や地元当局の新たな指示、米疾病対策センター(CDC)のガイドラインを踏まえ、「十二分に注意を払い」今回の変更を行うと説明した。

  同社はまた、小売店スタッフにワクチン接種を強く求めたが、現時点では義務ではない。「新型コロナワクチンの接種資格のある全員に受けるよう奨励する。かかりつけ医と相談して適切な判断をお願いする」とした。

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原題:
Most Apple Stores to Require Masks Again for Shoppers, Staff (1)(抜粋)

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