コンテンツにスキップする
Subscriber Only

【新型コロナ】NY州知事、教職員接種義務化-豪のデルタ株拡大続く

更新日時
  • クレディ・スイス、米オフィス入館に接種義務付けへ-インサイダー
  • 米大統領、コロナ起源の結論定まらない報告書受け取る-Wポスト

オーストラリアでは新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大に歯止めがかからず、2カ月余りロックダウン(都市封鎖)が続くシドニーを含むニューサウスウェールズ州の新規感染者は919人と過去最多を更新した。

  ハリス米副大統領はベトナム訪問時に、同国のワクチン配布を米国が支援すると表明する計画だ。ホワイトハウス当局者が明らかにした。一方、中国はベトナムにワクチン200万回分を追加提供する。

  タイの累計コロナ死者数は1万人を上回った。そのうち8000人強がこの2カ月に報告された。インドネシアの累計感染者数は400万人に達した。

  バイデン米大統領は情報機関から新型コロナの起源に関する機密報告書を受け取ったが、結論が定まらない内容だった。米紙ワシントン・ポストが報じた。

  デルタ変異株が感染拡大の主流となって以降、コロナワクチンの有効性は最前線で働く労働者の間で66%に低下したことが、米疾病対策センター(CDC)のリポートで明らかになった。デルタ変異株の感染が広がる前は91%の有効性があったとしている。

ワクチンの有効性が低下、デルタ変異株の拡大に伴い-CDCリポート

  クレディ・スイス・グループは9月7日以降、米国内のオフィスに入るスタッフ全員にワクチン接種完了を義務付ける。ニュースサイトのインサイダーが社内文書と、この件について直接聞いた関係者4人を引用して報じた。

  ゴールドマン・サックス・グループは9月7日以降に米国のオフィスに入る従業員に対し、ワクチン接種完了を義務付けた。また今月25日からワクチン接種済みの人も含め、マスク着用を義務化すると同社の広報担当者が明らかにした。

ゴールドマン、米オフィス勤務者にマスク着用とワクチン接種義務付け

  米ニューヨーク州のホークル知事は州内の学生にマスク着用を義務付けるほか、教職員のワクチン接種を義務化し、未接種者には毎週の検査を課すと表明した。

  ギリシャの新規感染者は4608人と、過去最多を更新した。

  イスラエルはブースター接種の対象年齢の下限を従来の40歳から30歳に引き下げた。

  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、新型コロナワクチンの3回目の接種は持続的な防御効果をもたらす可能性があるとし、ブースター(追加免疫)接種は「恒久的」には必要とならない可能性があると述べた。同氏は米政権の新型コロナ対策顧問を務める。

ファウチ氏、3回目ワクチン接種は長期的な防御効果もたらす可能性

  最新の研究結果によると、インドがワクチン接種を加速せず、新たな感染拡大を回避できない場合は1日当たりの新規感染者数が過去最多の60万人に達する可能性がある。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億1310万人、死者数は445万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計50億2000万回を超えた。

原題:Record Cases in New South Wales; Japan Emergency: Virus UpdateGoldman Sachs Mandates Vaccines; Fauci on Boosters: Virus Update (抜粋)

 

(豪州やNY州などの情報を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE