中国テクノロジー銘柄を買い戻す動き失速-締め付け懸念根強く
Abhishek Vishnoi
更新日時
-
香港のハンセンテック指数は0.1%安、一時3.5%上昇
-
アリババ株は1.6%下落、一時は3.5%上昇-テンセントもさえない
中国のテクノロジー銘柄を買い戻す動きが25日、失速している。中国当局が民間企業への締め付けをどこまで進めるのかを巡り懸念が根強く、割安株の物色が後退している。
香港市場ではハンセンテック指数が午前の取引終了時点で0.1%下落。一時は3.5%上昇していた。一時22%高となった新東方教育科技集団も14%上昇と上げ幅を縮めている。
アリババグループは3.5%上昇する場面もあったが、その後は下げに転じて1.6%安。テンセント・ホールディングス(騰訊)も一時4.2%上げたが、下落に転じた。
招銀国際証券の蘇沛豊ストラテジスト(香港在勤)は「午前はテクニカルな反発だった」と指摘。「投資家は既に企業決算と新たなガイダンスを消化する一方、市場は規制面の重しでなお観察している段階だ」と述べた。
原題:China Tech Stocks Pare Rally Along With New Oriental Education(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE