米消費者マインド指数、前月から低下-1年先のインフレ期待上昇
Olivia Rockeman
更新日時
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消費者マインド指数、10月の確定値は71.7-前月は72.8
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1年先のインフレ期待は4.8%に上昇-前月4.6%
10月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は、前月から低下した。また1年先のインフレ期待は上昇した。
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ミシガン大消費者調査ディレクターのリチャード・カーティン氏は「所得増への期待というプラスの影響と新型コロナウイルスを巡る状況の改善が、インフレ率上昇と政府の経済政策に対する信頼感低下で相殺されてしまっている」と指摘した。
今回の統計は、多くの州で新型コロナの感染者数が減少しているにもかかわらず、物価上昇が引き続き一番の懸念となり、消費者の楽観を後退させていることを示唆している。カーティン氏によれば、ただそれでも消費者は「より従来の形に近いホリデーシーズンに備えて、支出を再計画したいと考えている」と指摘した。
1年先のインフレ期待は4.8%と前月(4.6%)から上昇し、2008年以来の高水準。5年先のインフレ期待は2.9%と、前月(3%)から下げた。
電気製品など家庭用耐久財の購入環境を巡る消費者の見方は前月から悪化。同項目の指数は85に低下し、1980年以来の低い水準となった。
現況指数は77に低下(前月80.1)。期待指数も67.9に下げた(前月68.1)。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:U.S. Consumer Sentiment Falls in October From a Month Earlier(抜粋)
(統計の詳細など追加し、更新します)
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