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上海イケア店舗で大混乱、コロナ封鎖直前に買い物客が出口に殺到

  • コロナ感染者と濃厚接触した人が店舗訪問したため急きょ封鎖
  • 中国全土の新規感染者、3日連続で2000人上回る-約3カ月ぶり

中国・上海市で13日、保健当局に封鎖される直前のイケア店舗で買い物客が出口に殺到する大混乱が発生した。

  市保健当局は新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した人が同店舗を訪問していたことを突き止め、その場にいた人たちを隔離するため急きょ封鎖を実施。ソーシャルメディアに投稿された動画は、ドアが閉まる前に買い物客が急いで外に出ようとし、大きな騒ぎとなった様子を伝えた。

  保健当局によると、無症状感染の6歳男子と濃厚接触した人が同店舗を訪れたため、「一時的な制御措置」を講じた。この濃厚接触者がいつ店舗を訪れたのかは明らかにしなかった。イケア店舗および影響を受けたエリアにいた人は全員、2日間の隔離とその後5日間の健康監視が必要となる。市衛生健康委員会の趙丹丹副主任が14日の会見で説明した。

  中国全土では15日、2312人の新規感染者が報告された。約3カ月ぶりに3日連続で2000人を上回った。

原題:

Panic in Ikea as Shanghai Locks Down Store on Remote Covid Risk(抜粋)

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