中国ハイテク株、香港で続伸-株式市場巡る米中協議進展の兆しを好感
Charlotte Yang-
ハンセンテック指数は0.8%高で終了、一時2.1%上げる場面も
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香港株の指標ハンセン指数、1%高で引けた
中国のテクノロジー株から成る指数が26日の香港市場で続伸した。中国企業約200社の米国での上場廃止回避を図るため行われている米中協議が前進している兆しが好感された。
ハンセンテック指数は0.8%高で終了。一時2.1%上げる場面もあった。万国数拠服務(GDSホールディングス)や瑞声科技(AACテクノロジーズ・ホールディング)など米国預託証券(ADR)でも上場している企業が大きく上げた。
香港株の指標ハンセン指数は1%高で引けた。
上場廃止回避に向けた米中協議が前進、香港で精査認める案-関係者
EFGアセット・マネジメントのファンドマネジャー、デイジー・リー氏は「米中の意思疎通を目にするのは、いいことだ」と述べながらも、「米国が実際に中国側の開示を受け入れる意思があるかどうかを確認する必要がある」と指摘。「これが解決できれば、一部中国市場の地政学的リスクプレミアム押し下げに寄与する可能性がある」との見方を示した。
原題:China Tech Stocks Gain as Talks Progress to Avoid US Delistings (抜粋)
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