荻野目洋子さんら郷土愛響かせ 佐倉で市制70周年フェス レミオロメン藤巻さん、小林武史さんも出演

佐倉市制施行70周年記念の野外音楽イベントで熱唱する佐倉親善大使の荻野目さん=30日、同市の佐倉城址公園本丸跡

 佐倉市の市制施行70周年を記念した野外音楽イベントが30日、同市の佐倉城址(じょうし)公園本丸跡で開かれ、佐倉親善大使の荻野目洋子さん(55)ら地元ゆかりのミュージシャンが郷土への思いを乗せて歌声を響かせた。

 「ENjoy!SAKURA春フェス~佐倉城址公園ライブ~」は同市で予定する70周年記念事業のキックオフイベントとして開催。県誕生150周年記念事業も兼ねて企画された。

 ライブでは序盤に佐倉出身・拠点のバンドが代わる代わる登場。多彩な音色で楽しませた後、荻野目さんがステージに上がり代表曲『ダンシング・ヒーロー』や新曲を激しい振り付けを交えて熱唱した。観客も手拍子で応え、いつしか会場が一体となる盛り上がりをみせた。

 『粉雪』『3月9日』などで知られる人気グループ「レミオロメン」の藤巻亮太さん(44)、千葉県150周年事業の総合プロデューサーで音楽家の小林武史さん(64)も出演。フィナーレでは夜空を舞台にしたドローンショーがあり、開花が遅れている桜などを模した“光の軌跡”が花を添えた。

 舞台には荻野目さんも加わって3氏そろい踏みの豪華ステージで、70周年の記念事業を華やかにスタートさせた。

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