藤井聡太二冠の王将挑戦権が消滅 永瀬拓矢王座に敗れ…開幕3連敗「鬼リーグ」残留へ正念場
2020年10月26日 20時35分
将棋の高校生タイトルホルダー・藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖=は26日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦3回戦で永瀬拓矢王座(28)に164手で敗れ、開幕3連敗となった。永瀬王座が3連勝で豊島将之竜王(30)=叡王=に並んだため、藤井二冠が渡辺明王将(36)=名人・棋王=への挑戦権を獲得する可能性は消滅した。
盤上は後手・永瀬王座が意表を突いて採用した四間飛車が、藤井二冠に神経を使わせる展開に。それでも藤井二冠が仕掛けながら手順に右銀を玉に引きつける構想を見せると、一進一退の攻防が続いた。最後は永瀬王座のしぶとい指し回しの前に力尽きた。持ち時間の4時間は互いに使い切って1分将棋。終局は午後8時25分だった。
藤井二冠の次戦は29日の佐藤天彦九段(32)戦。王将リーグは7人のうち3人が陥落する「鬼リーグ」と呼ばれるが、ここからは残留を懸けた戦いとなる。
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