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”令和の怪物”の一挙一動にメジャーも大注目!佐々木朗希の初登板にドジャースなど数球団スカウト集結

2021年5月16日 19時35分

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バックネット裏で試合を見守る国内球団のスコアラーや大リーグ球団のスカウトら

バックネット裏で試合を見守る国内球団のスコアラーや大リーグ球団のスカウトら

◇16日 ロッテ6―6西武(ZOZOマリン)
 デビュー星こそつかなかったものの、1万2918人の観衆の前で怪腕をうならせた。ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希が16日の西武戦(ZOZOマリン)で先発としてプロ初登板し、5イニングを6安打4失点(自責2)。最速154キロを計測するなど107球中64球が150キロ超えだった。
 「疲れました」と試合後の代表取材では開口一番に率直な思いを口にし、「良かったところも悪かったところもあった。それは1軍じゃないと分からないことだったと思うので、いろいろ収穫があった」と続けた。
 4点の援護をもらった直後の3回に3失点した。若林、源田に連続タイムリーを打たれるなどして1点差に詰められ、5回には2死三塁から痛恨の暴投、同点に追い付かれた。この日は5盗塁を許してしまい「とてもいい経験ができたと思う。今度、修正していきたい」とした。
 その一方で積極的に内角を突くなど計5奪三振。2回に対戦したスパンジェンバーグから空振りを奪った3球全てが154キロだった。「全体的に自分から崩れることはなかったので、ピンチでも少しは粘れたかなと思う」と成果があったことを強調した。
 バックネット裏には国内球団のスコアラーのほか、ドジャースなど大リーグ数球団のスカウトも陣取り、“令和の怪物”の実力を見定めた。マリナーズの菊池雄星、エンゼルスの大谷翔平は同じ岩手県出身。大リーグ関係者からは「ドラフト1巡目指名できるほどの逸材」と評価されており、注目の存在という。
 救援陣が打たれてプロ初白星は次にお預けとなったものの、大舞台に立って確実に一皮むけた。

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