なでしこ高倉監督「頼もしい」岩渕弾を称賛「あのワンチャンスで決めきってくれた」【五輪・サッカー女子】
2021年7月21日 21時44分
◇21日 東京五輪 サッカー女子1次リーグE組 日本1―1カナダ(札幌ドーム)
日本代表(なでしこジャパン)の高倉麻子監督(53)と、起死回生の同点弾を決めたFW岩渕真奈(28)=アーセナル=の試合後インタビューは以下の通り。
―早い時間帯(前半6分)の失点もあったが終盤追いついてのドロー。試合を振り返って
高倉「初戦なので非常に難しかった。前半はやはり失点したくなかったが、ああいった形で(失点し)追いかける形になった。少し重い、苦しい感じもあった。ただ、前半はなかなか自分たちのリズムがつくれなかったので、選手間の距離を調整しようと後半に入った。だいぶ自分たちのリズムでできる時間も増えたかなと思う。なんとか1点、あの時間で粘り強く戦ってくれた。勝ち点1はプラスにとらえたい」
―岩渕が同点ゴール
高倉「なかなかチャンスをつくれなかった中であのワンチャンスで決めきってくれたことは頼もしい。まだまだこれからなので、また試合を振り返りながら次の試合はもっといい試合をしたい」
―改めて今大会の目標を
高倉「もちろん(表彰台の)一番高いところに向かっていきたいが、一試合一試合が難しい試合になる。精いっぱい戦っていきたい」
◇ ◇
―同点シュート。今の率直な気持ちは
岩渕「初戦の難しさがある中で開始5分くらいで(先に失点し)面を食らってしまった。なんとか勝ち点1につながるゴールを取れてよかった」
―2016年リオ五輪にはアジア予選敗退で出場できず悔しい思いもした。今大会の目標は
岩渕「今日以上のプレーを2試合目、3試合目でしっかりできるように。悔いのないように全員で頑張りたい」
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